ドンキ(ドン・キホーテ)、トイザらス、スーパーセンター、リサイクルショップなどで商品を仕入れると、このようなシールが商品に貼られていないでしょうか?
このシールは防犯タグの一種であり、バーコードはダミーです。
値札シールとは違い、剥がしにくいように加工されているため、剥がすのが非常に大変です。
このような防犯シールをどうやってキレイに剥がすことができるのか、その方法をお伝えします。
この記事の概要
剥がさなくてよい防犯シール
防犯シールですが、そもそもすべての防犯シールを剥がす必要はありません。
剥がす必要があるのは、
・防犯シールに仕入先の店舗の名前が印字されているもの
・外箱に商品価値があるフィギュア
だけです。
防犯シールの上にサンキューシールが貼り付けられているものに関しても、僕の経験上では剥がさなくてもクレームはきません。
ただ、サンキューシールに仕入れ先店舗名の印字がある場合は剝がしましょう。
サンキューシールが気になる場合は、剥がす以外の対処法も本記事の後半で紹介しています。
では、剥がさないといけない防犯シールの剥がし方をこれから解説していきます。
ドライヤーの温風を当てる
シールの粘着が弱い商品は、シールにドライヤーの温風をしばらく当てるだけで剥がすことができます。
ドライヤーで剥がしたシール跡のベタベタは、ライターオイルを適当な布に多めに含ませて拭き取ればキレイに取れます。
シールの粘着が強い商品は、次に紹介するライターオイルを使って剥がしていく方法を試しましょう。
⚠注意⚠
ライターオイルを使うと、商品のパッケージによっては色落ちや変色が起こることがあるので、目立たない部分に少しだけつけて確認してから使いましょう。
ライターオイル(ジッポーオイル)を垂らす
ライターオイルをシールに付けたら商品のパッケージに臭いや油染みが残るのでは?
と恐れる人も多いと思います。
でも、安心してください。
ライターオイルは揮発性が高いので、臭いは時間が経てばなくなりますし、油染みも残りません。
ライターオイルを使ったシールの剥がし方は簡単です。
シール全面にオイルをそのまま垂らしてください。
垂らしにくい場合は、綿棒を伝わらせてオイルを流しましょう。
シール全体にオイルがしみ込んだら、2~3分ほど時間を置きます。
その後、「シール剥がし用のヘラ」を使ってシールを剥がしていきます。
ジッポーオイルとヘラを使えば、ほとんどのシールをキレイに取ることができますが、それでも剥がしにくい場合はドライヤーも併せて使用します。
ドライヤーの温風を当てながらヘラを使い、シールをめくりあげましょう。
ライターオイルのブランドについては、僕はZIPPO(ジッポー) オイルを使用していますが、100円均一ショップで売られているライターオイルでも同じように使えます。
ただ、100円のライターオイルはジッポーオイルとは原材料が異なるため、使用中に臭いがきつく感じることがあると思います。
シール剥がし専用液を使う
ライターオイルに比べると割高ですが、シール剥がし専用液もあります。
僕がオススメなのは、ハケ付きのシール剥がし液です。
絶対に外箱を傷つけたくないフィギュアなどの商品に使用しています。
その他、高価な商品に貼られたシールを剥がす時に使用しましょう。
シール剥がしの道具であるヘラを使う
シールを剥がす時に手を使うと、剥がしてる途中でシールが切れてしまったり、爪の跡が外箱に残ったりすることが多々あります。
そこでヘラの登場です。
ヘラを利用すれば、手で剥がすよりもスムーズでキレイに剥がすことができます。
ただし、力を入れすぎると外箱を傷つけることがあるので、優しく扱いましょう。
金属製ですが刃がとても薄いのでシールの下に入りやすいです。
絶対に外箱を傷つけたくない商品に使いましょう。
剥がすことが面倒な人は、新しい防犯シールを上に貼り付ける
仕入先店舗の名称が入っている防犯シールをそのままで販売すると、購入したお客さんからクレームがきます。
そこで、シールを剥がすのがどうしても面倒でやりたくない場合は、新しい防犯シールを上からさらに貼り付けるという荒業があります。
シールを貼るだけなので、剥がすよりも大幅に作業時間を減らすことができます。
ただし、クレームが絶対につかないとは言い切れないので、このやり方は自己責任でお願いします。
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商品の購入時に貼られるシールはすぐに剥がすべし
大型の商品を購入した際、外箱に販売証明シールを貼られることがあるかと思います。
「プレゼントなのでシールを直接貼らないでもらえますか?」と店員さんにお願いする手段もありますが、状況によっては言うべきではないですよね。
防犯シールと同様に剥がすのが面倒な販売証明シールですが、店舗を出てからすぐに剥がせばわりとキレイに剥がすことができます。
ゆっくり優しく剥がすことがポイントです。
これで大体のシールをキレイに剥がすことができるはずですが、剥がしている最中に少しでも外箱が破れることがあれば、途中で止めて持ち帰ってから剥がしましょう。
〆まとめ
ドライヤー・ライターオイル・シール剥がし専用液・ヘラを使って防犯シールを剥がす方法を紹介しました。
僕の場合ですが、ドライヤーの温風でシールを剥がし、シール跡のベタベタはライターオイルを含ませた布で拭くという手順で済む場合がほとんどです。
梱包・発送作業をできる限り短縮して仕入れに時間を使えるように、便利な道具はそろえた上で、自分なりの工夫を重ねていきましょう。