ヤマト運輸を皮切りに
日本郵便、佐川など
大手配送会社の相次ぐ運賃の値上げによって

せどりの「配送料」の問題が深刻になっています。

 

自己配送はもちろん、
FBA納品にかかる配送料のコストが上がり

人によっては、
今まで取り扱ってきたジャンルのせどりが
できなくなったと聞きます。

 

薄利ビジネスをやってきて
重たい、大きい商品を取り扱ってきた人は
利益を残すことが難しいでしょう。

配送料をどうにかして、抑えたい…。

そんな切実な方に利用してほしいのが

「イプシロン」です。

 

イプシロンと契約することで
FBA倉庫までの送料を

一番安く抑えることができます。

 

重くのしかかるFBAまでの
送料の問題を解決したいという方。

ぜひとも導入を
検討してみてはいかがでしょうか。

本記事ではそんなイプシロンの
解説と導入方法を紹介します。

 

せどりでFBAの納品を最安にできるイプシロン gmoとは

イプシロン、正式名称は
「GMOイプシロン株式会社」と
言います。

会社の名前です。

 

イプシロンは「決済代行サービス」を
メインに提供する会社です。

 

本来であれば、
この決済代行サービス自体は
Amazonせどらーにあまり関係してこない機能です。

 

しかし、この会社と契約すると
オプションサービスとして
『配送サービス』が利用できます。

 

イプシロンは日本郵便と
西濃運輸と提携しているため、

イプシロンと契約することで
ゆうパックとカンガルー便を
格安料金で利用できます。
(ただし西濃運輸は130サイズまで)

この配送サービスは
2018年7月現時点、
国内で最も安い配送方法です。

格安送料でFBAに商品を
送ることができるようになります。

 

それにより、配送料の値上げから、
今まで利益の出なかった
商品を仕入れられるようになります。

利益の薄かった商品も利益が
上乗せされるようになるのです。

 

特に送料のせいで仕入れが
できなかった商品を
仕入れられる点が大きいですね。

 

配送料の悩みは全国のせどらー共通です。

イプシロンを導入していないせどらーが
仕入れられない商品を仕入れられるよう
になれば利益にできるチャンスはたくさん増えるでしょう。

せどりの送料を一番安くできるGMO イプシロンを導入するメリット

冒頭でも書いたようにイプシロンを
導入するメリットはずばり送料です。

では送料がどれくらい
安くなるのかを説明します。

 

例として東京から堺FCのある
大阪まで送るとしましょう。

サイズはFBAに送れる
上限サイズの160サイズです。

 

〇ヤマト宅急便

 

ヤマト運輸では基本2138円で

クロネコメンバー割を適用すると、
1818円まで下がります。

クロネコメンバー割のBIGの15%割引は、
クロネコメンバーの前払いのカードに
チャージ金を5万入れると適用されます。

10%割引の方はカードを作り利用するだけで適用になります。

 

 

〇日本郵便ゆうパック

 

イプシロンと契約しない場合の
日本郵便ゆうパックは2120円。

割引を使わないヤマト便と
ほぼ変わりません。

〇エコムー便

東京から堺FCだと1680円。

ヤマトのBIG割より安いです。

 

業界最安値とも言われている
エコムー便で1680円です。

イプシロンを除外した3社の
中ではエコムー便が一番安い
送料で堺FCに送れますね。

ではイプシロン経由のゆうパック
だとどうなるのか…

〇イプシロンゆうパック

 

なんと送料は1280円です。

 

最安値のエコムー便よりも安いのは
もちろん、ゆうパックと比べると
半額近い送料で送れてしまいます。

非常に安く送ることができるようになります。

 

ゆうパックやヤマト便で送っていた
人は1回につき1000円前後の金額を
損していたことになります。

逆を言えば今後は1回の配送につき
1000円浮く、つまり利益が
出る計算になります。

 

なお、イプシロンはゆうパック
だけではなくカンガルー便も
利用可能です。

130サイズまでですが、
こちらも格安で送ることが可能です。

 

イプシロンの利用料金

イプシロンの配送サービス自体は
運賃以外は無料です。

しかし配送サービスのみで
契約することはできません。

あくまでイプシロンの
決済サービスに契約した方への
サービスとなっています。

 

イプシロンの導入料金は1300円/月。

 

決済方法の追加などによって
料金が変わってきます。

個人事業主だと最低1300円/月の
VISA決済で契約しなければいけません。

 

イプシロンはネットショップ用の
決済システムですから、

ここに各ネットショップの
月額利用料金がかります。

 

ネットショップの利用料金は
だいたい0円~1000円。

無料のネットショップを
利用して最低でも1300円。

作成するネットショップによっては
月額2000円前後かかります。

 

月額2000円かかるとしても、
FBAに1カ月で3~4箱送れば
元が取れる計算になりますね。

月5個以上送れば
エコムー便よりも安くなります。

イプシロン導入マニュアル

イプシロンは
「決済代行サービス」です。

 

ネットショップなどで手軽にクレジット
やケータイ払いを導入できるように
するためのサービスです。

そのため、イプシロンを導入
するためには「ショップ」を
持っていないといけません。

 

残念ながら
配送サービスのみの利用はできません。

 

ですが、そのために自社サイトを
作るのは現実的ではないですよね。

そこで利用したいのが
「カラーミーショップ」です。

 

カラーミーショップはGMOが
運営するネットショップ
作成サービスです。

月額900円から手軽に
ネットショップの作成ができます。

 

カラーミーの運営会社はイプシロンと
同じグループです。

ここを利用すると
イプシロン導入もスムーズです。

 

あくまで目的は配送サービスなので、
カラーミーショップ登録の際のプランは
一番安い900円でかまいません。

ネットショップであれば
カラーミーでなくても大丈夫です。

他にも選択肢はいくつもあります。

・make shop
・おちゃのこネット
・Bind Cart
・FC2 ショッピング

特にFC2ショッピングは月額使用料が
0円なのでこちらでショップを開設
すると月の固定費を抑えられます。

 

どこのネットショップに登録しても
導入の流れは一緒です。

 

登録したら次はイプシロン導入に
なるわけですが、イプシロン導入には
審査があります。

 

審査を通過するためには
特定の条件をクリアしないといけません。

一次審査の条件は開設したショップが
・閲覧できる状態である事
・商品が掲載されていること
・注文フォームがある事
・特定商取引法に基づく表記がされている
・送料について記載されていること

といった条件を満たしていないと
審査に通りません。

 

そのため、導入するショップで商品を
いくつか出品したりして「お店」を
運営しなくてはいけません。

商品に関してはなんでも
構わないのですが、無難な服などを
10商品ほど出品しておきましょう。

 

売るつもりはなく、あくまでイプシロン
の審査用なのでそこまで
作り込まなくても大丈夫です。

後はオーダーフォームを作成し、
特定商取引に関する表示をします。

 

最後に自社サイトを確認し、問題なく
運営できているような状態になったら
イプシロンに申し込みを行いましょう。

 

イプシロンに申し込みを行うと
翌日には一次審査が始まります。

審査項目は先ほどクリアしてある
はずなので問題ないでしょう。

 

一次審査が終わると二次審査に
移行しますが二次審査は決済方法や
契約者ごとに条件が異なります。

審査に通過すると申し込みに必要な書類
がダウンロードできるようになります。

 

必要書類に記入をし、再度送付。

それが受理されると契約完了です。

 

その後2~3日で郵便局員が
伝票を持ってきます。

これで配送サービスも
使用できるようになります。

 

その後は集荷依頼+伝票記入でOKです。

〆まとめ

イプシロンを導入し、付帯配送サービス
を利用することで
送料を安くすることができます。

 

月々1300円~ほどかかってしまいますが、
月に数回FBAに荷物を送っている人なら
利用するメリットはあるでしょう。

送料を抑えることで、
送料に悩んでいるせどらーに
差をつけることができます。

イプシロンを導入し是非
利益の底上げを図ってみましょう。