食品せどりの基本方式、「リピート販売」!
販売方法も通常と違ってコツがあります。
せどりのジャンルの中では、
ライバルの少ない「食品」ですが、
もっと差のつく工夫で稼いでみませんか?
消耗品ならではの特徴を活かした、
詳しい販売方法を解説します!
この記事の概要
食品せどりで稼ぐための「セット販売」とは
「セット販売」はなぜAmazonで稼げるのか
「リピート」形式のジャンルで
重要なのは回転率です。
1つでは利益が少ない・取れないモノは、
数多く販売する必要があります。
消耗品は基本的に高回転率ですが、
食品の場合、一部を除き、
大抵は低単価なモノだから
個数を売って稼がないといけません。
そんな食品ですが、
なぜ、まとめ売り・セット販売が
売れるのかは大きな理由が2つあります。
購入者・販売者の立場の両方に
メリットがあるのです。
①【購入者目線】消耗品1つだけ…を買うことはないから
ネットショッピングは現代で当たり前となっています。
買えないモノはないと言われるほど、
検索すればたくさんの商品で溢れています。
Amazonに限ったことではありませんが、
ネットで買う便利さ故、高額・大型商品を除いて、
商品1つだけを買うことは滅多にないはずです。
目的のモノだけでなく、
「安いから」
「送料合わせのために」と同じ商品を複数購入したり、
違う商品を購入したり…という経験は
誰でもあるのではないでしょうか?
消耗品のような低単価なモノであれば
尚更だと思います。
また、一般的に、スーパーが安くても、
店舗でまとめ買いするには限度がありますし、
商品によっては重くなってしまいます。
上記の理由から、
「セット販売」の需要は高くなるのです。
②【販売者目線】手数料が安くなる
せどらーにとって、手数料は
利益に関わる重要なポイントです。
低単価な商品を取り扱うのであれば、
最も大きなウェイトと言えるでしょう。
FBAの利用手数料・Amazonまでの送料を
含めると、無数にある商品でも、
単品販売は厳しいものも出てきます。
ですが、「セット販売」をすることで、
手数料が抑えられ、利益もアップするため、
単品販売では利益の取れない商品でも
販売可能になります。
なぜ、手数料が安くなるのか、
利益が取れるようになるのか、
下記の例を参考にしてみて下さい。
例:)FBA料金シミュレーターで比較
画像↑は、単品販売した場合と、
画像↓は10個1セットで販売した場合の比較です。
分かりやすいように概算値にしていますが、
1個80で仕入れた商品を240で販売した場合、
シミュレーターでは赤字となってしまいます。
(Amazonへの納品=送料として考え、
1回で10個の商品を納品すると仮定し、
送料800÷10個=80/1個のコストで計算)
単品で10個販売したとしても、
手数料は都度掛かるものなので、
手数料も10個分ですが、
10個1セットで販売した場合、
手数料はその1回分のみなので、
利益がプラスに変わるのです。
シミュレーターの計算も多少の誤差や、
この他にも梱包資材等のコストが上乗せされるので、
実際はもう少し利益が減ってしまいますが、
「セット販売」で稼げる理由は
この「手数料」がカギとなります。
★Amazonが相手でも怖くない!「セット販売」★
「セット販売」のもう1つのメリットは、
Amazonに対抗できる点です。
単品販売の場合では、安く仕入れられたとしても、
Amazon自身が取り扱っている商品だと、
価格追従されることがあるため、
カートボックスの獲得が難しく、
販売チャンスが少なくなってしまうケースがあります。
その点、「セット販売」は、
Amazonがいないことが多いので
販売方法によっては
独占できる可能性が大いにあるのです!
「セット販売」の方法と注意点
食品の納品方法は、もともと特殊ですが、
「セット商品」の納品方法も通常とは
少し異なりますので、その方法を確認しながら、
ポイントを押さえていきましょう。
食品を納品する上で最も
気を付けなければいけないのは、消費期限です。
これまで、セット販売する際、
消費期限も同じものでなくてはいけませんでしたが、
現在は異なっていても納品が可能となっています。
①まず、セットにしたい商品を用意し、
カタログ登録とJANコード免除申請をしましょう【初回のみ】。
②商品本体のバーコードは隠す必要がありますので、
見えないように梱包しましょう。
※Point!! ここで注意すべきなのは、消費期限です。
消費期限のシールはFBA商品ラベルの近くに貼ると良いでしょう。
★賞味期限が揃っている場合
→1つだけ期限が見えるように梱包するか、
まとめて梱包後、所定の形式に従った
期限シールを貼りましょう。
★賞味期限が違う場合
→それぞれの期限が見えないように梱包後、
1番短い期限を記載し、見えるように貼りましょう。
③以下のような開封厳禁シールを貼ります。
このシールを貼らないと、せっかくの梱包が
バラバラにされてしまい、
単品扱いとなってしまう場合があります!
④後の手順は、通常の食品を納品する場合と同様です。
ライバル激減!「セット販売」を工夫するとさらに稼げる
「セット販売」は、組み合わせを変えるだけで、
バリエーションが無限に広がります!
①同じ商品をセットにする
→これはノーマルなセット方法になります。
単純に同じ商品を複数まとめて1商品として販売します。
購入者にとっては「まとめ買い」と同じ要領です。
②全ての種類をセットにする
→同じ商品でも、中には種類があるモノもあります。
それをまとめてセットにしてしまうのです!
この方法は、①のセットよりも
回転数がアップする可能性を持っています。
理由は、消費者目線で考えてみましょう。
①のセットの場合、購入者は
リピーターである可能性が高いです。
初めて購入する際、健康食品を除いて、
同じ商品を一気にまとめて購入する方は少ないと思います。
となると、①のセットを購入する対象は
絞られてしまいますが、
この「種類セット」ならば、
どちらの方も購入する可能性が大いにあるのです。
初めての方なら、いくつか種類が
あれば試してみたくなりますし、
リピーターの方も、
毎回同じモノでは飽きてしまうこともあります。
消耗品は販売者にとっても、購入者にとっても
回転率が良いモノなので、
このような工夫したセットを作れば
利益がアップします!
〆おわりに
食品ジャンルは消耗品という特徴を活かして
稼ぐことが重要です。
食品せどりは低単価で
どうしても手数料の割合が高くなってしまいます。
ですが、今回、紹介したセット販売をすれば
単価をその分上げることができ、
複数個の商品を一つの商品として
販売ができるため
納品の手間も、送料、手数料も
一つで済むようになります。
本来、利益が出ない商品も
利益を出すことができる販売戦略になりますので
バラエティに富んだセット作り(カタログ作り)
複数セットでのカタログ探しを
行ってみてください。