せどりで稼げる商品のリサーチをする際に、
仕入れ判断とともに何個仕入れたらいいのか?

と悩んだことはありませんか?

基準みたいなものが明確でないので、
結構、アバウトな感覚的な仕入れにはなっていませんか?

 

仕入れの判断でいつも個数に悩んでいる…
仕入れしすぎて中々売れずに失敗したことがある…
仕入れの個数が足りなかった…

など、仕入れの判断を誤ったことがある方は、
ぜひ、本記事で仕入れの基準と個数の判断を確認してください。

せどりの仕入れの判断の基準とは?

適正なせどりの仕入れをするには、ものさしが必要です。

そのものさしは、一つでないし、人それぞれに違うので、
自分に合わせて基準を持つ必要があります。

まずはものさしは何なのかを知り、

自分のものさしを使っての基準は考えることをしてください。

資金

資金の有無で仕入れの基準は全く変わります。

仕入れ資金が少ない場合は、基本的に出品してすぐに売れていく商品を
仕入れていかないと、

次の仕入れに回すお金が足りなくなるし、

複利の力を最大限に活かすことができません。

なのでせどりの仕入れ量及び仕入れ金額に対して、

今、使える資金はどれくらいあるのか?
またクレジットカードであれば、支払いまでのゆとり(期間)はどのくらいで
Amazonの売上がどれくらい上がり、いくら入金されるのかを予測しておかないと、

仕入れ量を決めることができません。

なので、使える金額と既に仕入れをしている場合は、

いくら仕入れに使っているのか、

またAmazonの売上はどれくらい上がり、入金はいつにどれくらい入ってくることを
把握しておきましょう。

 

仕入れに対して資金が明らかに少ないと思ってる方は、

出品して当日、間違っても、1週間以内に売れる個数を仕入れるようにしましょう。

 

副業で始められる方がほとんどだと思うので、

上記の期間を基準にされると良いです。

 

ライバル(競合)になる出品者数

多くの方が勘違いされていますが、

せどりの仕入れの判断で大事なのは、全体の出品者数ではありません。

自分が売る商品の状態に対して、お客さんが購入の検討を悩む、
あるいはカートボックスの取得を競う
ライバルとなるものだけです。

なので、月間あるいは週間での売上個数をモノレートより、
把握しただけでは、意味がありません。

例えば、新品の商品でカート価格で出品者が10人いる場合、

その商品が1日1個売れる商品であれば、

10日以上かかる可能性があります。

 

それが、1点だけであれば、資金面に影響しないですが、

何十点、何百点となっていくと、大いに資金を圧迫していきます。

だから、ライバル数とともに何個がいつ売れるのかを把握することが大事です。

 

いつまでにどれくらい売れるのかの販売個数

販売個数は言うまでもないと思いますが、

いつまでにどれくらいの個数が売れるのかを知らなければ、

資金のショートを招く恐れがありますし、

チャンスロスの機会も増やすことになります。

販売個数は、月間、週間、などで今、売れるだろう個数を平均化した数字を
モノレートよりカウントし予測しましょう。

モノゾンという拡張ツールをインストールすると、
モノレートの画面上で、期間とともにどれくらい売れたのかを、

モノレートの波形を数えることなく、把握することができます。

ただし、モノレートの波形もモノゾンでの数字ですが、

完璧であり正しいものではありません。

基本的に表示されているものより、多く売れていると考えてもらっていいです。
(すべてをクローラーが追えないため。)

 

以上のものさしを持って判断をしていきますが、

これだけでは、適正な仕入れ判断及び仕入れ個数は決めることができません。

イレギュラーがあるのでそのことを予測し対応しないといけません。

 

イレギュラーを知るための、ものさしも解説しましょう。

 

赤字にならないための仕入れ判断の目安材料とは?

販売数とライバル数、使える資金を把握するだけでは、

まだ足りません。

 

なぜなら、あなたと同じタイミングで、
仕入れようと考えている方(同業者のせどらーさん)が

含まれていないからです。

これからライバルになる出品者数を予測する

モノレートで過去の相場から未来売れる販売数を
予測した上で、

もし、今同じように、仕入れを考えている人がいるのであれば、

その人数分、出品者が増えることになります。

 

そうなれば、売れる個数は同じでも、
あなたが想定したよりも当然、

売れるまでのスピードが変わってきます。

 

売れるスピードが遅くなると、

単純に資金回収が遅くなるだけでは、、、、ありません。

 

せどらーさんの状況を想像してみてください。

資金にゆとりがあるのは、既にせどりで稼いでいるせどらーさんだけで、

それ以外のせどらーは、そのほとんどが資金に余裕がない人が多いです。

 

だとすると、仕入れに使った資金の回収が遅くなるので、
資金が少なかった場合、、、

焦りますよね?

 

焦るとどうなるか?

早く回収したいので、早く売りたくなります。

すると、価格を下げてカートを奪いに行ったり、
最安にしたりと自分の商品が早く売れるようにしていきますよね?

そうなると、、、

価格競争になり相場が変動していきます。

結果的に、想定した価格で売れなくなり、利益がなくなる、

最悪の場合は、赤字になるということが行ってしまうんです。

 

だから、未来、ライバルになる出品者数も予想しないといけません。

 

その予想をするには、モノレートにあるモノレートユーザー数の項目が、

判断材料にできます。

この数字は、商品をモノレートにアクセスした人数になるので、

同じように検索しているせどらーさんの数だと判断できます。

なので、その人たちが仕入れると判断したら、
その人数分、ライバルとなり得るということです。

 

モノレートユーザー数を見て、ライバルになるだろう人数の予測方法

モノレートユーザー数を見て、その人数に対して、
実際にどれくらいの人数が仕入れるのか

予想することが大事です。

その目安となる考え方を紹介しましょう。

 

利益額が大きいか?

利益額が大きいと当然、仕入れたいですよね?

基本的に仕入れ条件が良ければ良いほど、
仕入れる人数が多くなると考えてください。

 

仕入れ価格が安いか?

仕入れ単価が安いと資金の少ない方でも、
仕入れできるので、

ライバルの数が増えやすいです。

目安ですが、1万以下、5千円以下と増えていくように
思ってください。

 

回転数が良いか?

回転数が良いと、仕入れ資金の少ない人にとって、
リスクが下がるので、

仕入れしやくなります。

結果として、ライバルが増えます。

 

誰でも仕入れできるのか?

モノレートユーザー数が上がった商品が、

いつでも、誰にでも、簡単に仕入れできるようであれば、

ライバル数は増えます。

それが、限定されているようであれば、
数は減ります。

仕入れ数に上限はあるのか?

仕入れた商品を販売するのに、
ライバルとなる出品者の人数が大事だと言いましたが、

さらに細かくというと、ライバルとなる人の在庫数も
販売までの期間に左右されます。

ということは、価格競争のリスクも同じように
起こる可能性が上がるということです。

ちなみに、新品の商品であれば、在庫保有数が多い出品者ほど、

カート取得率が優位になります。

なので、仕入れようと検討している商品が、
大量仕入れできるものなのか、個数制限があるものなのかも

判断材料となります。

 

具体的な数字では表すことは難しいですが、

上記のことで出品者が増えると予想はできるので、
数を繰り返して、自分なりの感覚を掴んでください。

 

仕入れ価格で優位に立てるか?

モノレートユーザー数が増えて、注目されている商品であっても、

ライバルと同じだろう価格よりも安く仕入れることができるのであれば、

価格競争が起きても、利益を出すことができます。

 

自分が仕入れようとしている商品は、ライバルより
価格が安いのか、同じなのか、

仕入れ価格についても予想することが大事です。

 

仕入れの精度をさらに高めるための判断材料

モノレートユーザー数が急に上がった商品の出品者の増減の読み方と
仕入れの判斷基準をより細かくするコツも紹介しましょう。

ライバルとなる価格の市場在庫の数

せどりで商品を仕入れるのに、市場在庫の数がどれくらいあるのか
販売店の数や販売の持っている在庫数を把握することは、

仕入れでとても大事になりますが、

それ以上に大事なのは、ライバルとなりえる価格の市場在庫数です。

利益にならない価格の供給店は、ライバルになりません。

なので、常に今を知る必要があります。

 

Amazon直販の在庫復活

Amazonの在庫復活はモノレートやkeepaで確認しますが、

それだけでは、未来を予想することはできません。

確かなのは、その商品が生産終了、いわゆる廃盤商品かどうかなのかを
知ることです。

それらのことを知るには、

メーカーサイトや、小売店で聞くことです。

 

〆まとめ

仕入れの判斷がうまくなれば、

より利益を残すことができます。

本記事を参考に一つ一つの商品を自分になりのものさしを持ち、

仮説を立て、理由を持って仕入れるようにしましょう。

 

そして、結果を検証することで、
経験値を蓄えることができ、次に活かすことができます。

仕入れしっぱなしで検証しない場合は、
次に活かすことができないので、

必ず仕入れ結果を見ていくようにしましょう。