せどりや転売というビジネスの
知名度が上がれば上がるほど、

転売=悪いことという一方的で
歪んた認識が
増えているように思います。

 

メディアでのニュースによる影響も大きく
犯罪行為であるチケット転売と

一緒に括られているのが現状です。

 

チケット転売は、買い占めて、
法外な利益を乗せて転売しますが、

他の転売とどう違うのか?

区別できていますか?

 

モラルがあるかどうか。

 

それも一つです。

転売にはモラルが必要で、

一部の悪質な転売屋さんは、
このモラルが
欠けていると思います。

 

お店やお店を利用されるお客さんに
著しく迷惑をかける行為は

モラルに反します。

 

やってはいけないことを区別できるどうかは
とても大事です。

 

そもそも、チケット転売に関しては
モラルどころではなく犯罪行為ですしね。

 

世間一般的には、転売は悪いイメージを
持たれていますが、

本来のせどり(転売)という行為は、

列記としたビジネスであり、
経済活動の一環です。

本記事では世の中における
せどりの社会的意義について話します。

 

転売の何が悪くて、転売をビジネスとして
取り組むことで、誰のためになるのか、

転売を取り組みたいと考えている方や
転売をするのに、社会的不安を感じている方に

ぜひ、一緒に考えてもらいたいです。

 

せどり(転売)が世の中に与えていること

いきなりですが、実例で話しますので
考えてみてください。

例えば、ずっと探していたけど見つからなかった
 廃盤のCDがAmazonに
 中古でプレミア価格で売っていたとします。

 

それを手に入れたいと願っていた方が、

プレミア価格で商品を購入することは、

悪でしょうか?

 

事実として、正しく認識して欲しいのは、

商品を流通させてくれている販売者さんは
たくさんいますが、

その一人は、実は転売さんであるということです。

 

その転売屋さんが転売をしている商品を
手に入れることで、感謝をしている人も

大勢いると言うことです。

 

プレミア価格で販売することに対しての是非ですが、

それが良いのか、悪いのかを

他人が判断することではありませんし、
そもそも、できません。

 

なぜなら、購入する当人が、良いのであれば、
誰にとって悪になるのかと言う話です。

プレミア価格が嫌なら買わなければいい話です。

 

プレミア価格で販売し利潤を得れることで
転売屋さんは、転売ビジネスができます。

プレミア価格で販売できないのであれば、

つまり、利潤を得られないのであれば、
ビジネスとしてできません。

 

そうなると、先程のお客さんはどうなるでしょうか?

 

商品を手に入れることができなくなってしまいます。

つまり、誰にとっても、Winでないことが
おわかりいただけますでしょうか?

 

お客さんは欲しかったものを手に入れる
Amazonは手数料収入を得る
せどらーは利益を得る

この図式こそが、せどりという商売なんです。

この中でだれか損をしている人は
いるでしょうか?

 

本来せどりというのはこのように
売り手と買い手をつなぐ仲介役で

立派な経済活動です。

 

買い手は探しに行く時間や
その労力をかけることをなく、

廃盤商品や通常では買えない商品を
買うことができます。

 

仲介である我々せどらーは
商品を探している方の代わりに

あらゆる店舗から、Amazonにないものや
Amazonで売れるものを探してきて

利益を乗せて販売しその対価を得ています。

 

売り手であるAmazonなどのサイトは
本来つながりのない

遠く離れた買い手と売り手を繋ぎ、
代わりに手数料や
商品を販売することで利益を得ています。

 

このように全員が何かしらの
対価を払うことによって

それぞれが利を得ています。

 

この売買によって誰か損をする人はいるでしょうか?

全員が納得できると思いませんか?

 

せどりは売れ残った埋もれた商品を世の中の経済に戻す

せどりのもうひとつの社会的意義としては、

商品価値が無くなった商品を

再び価値を見出してくれる方のもとに
届けるという意味があります。

 

こう言うと難しいですね。

例えば、商品というのは
店頭に並んでいる状態では価値がありません。

誰かが価値を見出して、
お金を出して買って

初めて価値が生まれます。

 

リサイクルショップに並んでいるCDも、
ワゴンセールの中の玩具も、

 

結局、売れなければ、

誰にも、求められていないもので、

そのままにしておいたら価値はありません。

 

誤解を恐れずいうなら
「値札のついたゴミ」です。

 

売れなければ、廃棄をしなくてはならず、
それでは、生産者も、販売者も、

回り回ってお客さんにも、

誰のためにもなりません。

 

しかし、その商品をその場所では、
必要としている人がいなくても、

世の中には特定の商品を探している人がいます。

 

その人にとっては、ごみどころか
お宝商品になりえます。

 

それは昔好きだったアーティストの
思い出のCDかもしれませんし、
昔遊んだ懐かしい玩具かもしれません。

 

そういった「誰かが必要としている」
商品を店舗の中から探し出してきて、

求めている人がいる、経済の中に戻しているのです。

 

皆さんが日頃、利用している
Amazonという
大きなプラットフォームを利用して

そのお店には、必要でない商品や
必要でなくなった商品を

必要とする人の元に再び届けています。

 

転売は、売れない在庫を抱えている店舗にも
Winですし、

それを求めているお客さんに対しても
Winになりえます。

 

このことの何が悪いんでしょうか?

 

せどりは、本来は全員が得をするビジネス


世間的に転売が悪と認識されてしまった一番の原因は
「誰かが損をする図式」
になってしまったことだと思います。

本来、転売屋が買い占めていなかったら
買えていた商品を買えずに、

仕方なく、転売屋から高く、買う羽目になった場合は、
転売屋が非常に大きな利益を得ることになります。

これだと、買い占めた店舗でのお客さんには
不利益で転売屋しかメリットがありません。

仕入れ店舗に商品を購入したいと思っている
一般のお客さんがいる状況で、

その商品を買い占めて販売することは、
非難されても仕方がないです。

 

最初にお話ししたように、

・お客さんは、欲しかったものを納得できる価格で買える。

・小売店は、せどらーに販売することで利益を得れる。

・Amazonは、せどらーに販売してもらうことで利益を得れる。

・せどらーも、小売店から仕入れ、Amazonを通し、
 お客さんに販売することで利益を得れる。

 

このように全員が得をする取引があってこそ
せどりビジネスはやりやすく、継続的に
稼いでいくことができます。

モラルを守った中に、せどらーの社会的意義があります。

 

〆まとめ

いかがでしたか?

せどらーは本来
売り手と買い手をつなぐ仲介役です。

仲介することによって
買い手は欲しかったものを入手でき、

売り手である、Amazonや仕入れ先の店舗は、
手数料や販売で利益を得て、

仲介役である我々せどらーも利益を得ます。

 

全員が得をする取引であれば、

誰もが助かり、転売を通して、

経済が回れば
これほどプラスの経済活動もありません。

 

お店で眠っている商品を

必要な人に届け、再び商品に意味を与えるという
こともエコで、

みんながハッピーです。

 

せどりは、自分の考え方、やり方一つで
社会的意義の深いものになり、

人のためになる商売です。

 

あなたが正しいせどりをされることは
買い手にとっても、経済にとっても

プラスの存在であることを
理解していただければ幸いです。