正しい間食の仕方を学んだのでシェアします。

 

ヘルシースナッキング

ヘルシースナッキングとは、

1日3回の食事を軽めにして、
『健康的な間食』を取り入れることで

食べ過ぎを防ごうという考え方です。

米国・英国で行われた研究では、
1日の食事回数が多い人のほうが、

総摂取カロリー量が少なくなり、
肥満度も低くなるという結果が出ています

 

ヘルシースナッキング3つのポイント

 

1.「量」に気をつける

1回の摂取カロリーは200kcal以下にする。

そして、「1日3回の食事+間食」の
合計摂取カロリーは、毎日一定にすること。

 

2.「質」に気をつける

栄養バランスに気をつける。

ある程度の糖は入っていても良いが、
食物繊維やたんぱく質が多く含まれるものが良い。

ビタミンやミネラルもしっかり含まれているとなお良い。

 

3.「タイミング」を選ぶ

お腹が空きすぎる前に摂る。
間食をする時間帯は朝昼晩の3食の間が基本。

深夜に食べるのはNG。

 

ヘルシースナッキングにオススメな食品

・ナッツ
カロリーは高めなので食べ過ぎないように
1日20粒程度がめやす。

・スルメ
脂質と炭水化物がほぼ0にもかかわらず高タンパク。

・ヨーグルト
たんぱく質が豊富な上に、乳酸菌によって腸内環境が整えられる。
ただし砂糖入りのものではなく、
無糖のもの、もしくはハチミツ・オリゴ糖を使ったものが良い。

・寒天
食物繊維たっぷりで腹もちも良い。

・和菓子
羊羹(ようかん)や団子など。
ただし、クリームあんみつやホイップあんぱんなどの、
クリームや油が入ったものは避ける。

洋菓子と同等になるため。

・干し芋

・高カカオ配合チョコレート

・チーズ

 

ヘルシースナッキングの豆知識

 

・砂糖と油の同時摂取に注意

砂糖と油の同時摂取は太るもと。

糖分を摂ると、インスリンが分泌されて
『脂肪を合成するぞ~』というモードに入ります。

そこに脂肪が投入されると、
普段以上に脂肪を合成して体に溜め込んでしまいます。

洋菓子のケーキ類は揚げパンなどはもちろん、
砂糖の多いチョコレートなどにも気をつけましょう

 

・ドライフルーツやグラノーラは砂糖に注意

日本のドライフルーツは
砂糖漬けになっていることが多いため、
注意が必要です。

一見ヘルシーそうに見えるグラノーラも、
大量の砂糖が含まれているものも多いので、
成分表示をよくチェックしましょう

 

・飲み物にも注意

「ペットボトルのジュースやコーラ、
クリームてんこ盛りのフラペチーノなどは、
おやつの定番ですが、

健康的な間食との組み合わせや
間食そのものにするのはNG。

 

ドーナツと甘いホットドリンクなどの組み合わせは、
まさに太りやすい砂糖と油のカップリングです。

また、カフェの甘いラテなどは
200kcalを優に超えるため、間食としてもNGです。

 

これらを摂取すると、血糖値は急上昇、
その後インシュリンの大量分泌により

血糖値の急降下が起こり、眠くなるわ、
あとでかえってお腹が空くわで良いことはありません。

せっかくヘルシーな間食を選んでも、
飲み物で台無しにしないように気をつけましょう

 

仕事別ヘルシースナッキングの摂り方

・頭脳系ワーカー向けの間食

一日中、頭を使うお仕事の方は、

どうしても脳の栄養として、糖質が必要になります。

 

そんなときは、かたい飴のように、
途中で噛み砕けないもので、

ゆっくり食べる必要のある糖質の多い間食を
補給するといいでしょう。

すると、空腹物質である遊離脂肪酸は、
分泌が止まります。

 

ただし、飴をバリバリ噛んで食べるのはNG。

また、1個あたり10kcalほどしかなくても、
何個も食べたらカロリーオーバーに。

 

飴を舐めて脳に栄養が行き渡った後は、
かみごたえのあるもの、腹もちするものを、
摂取してOKなカロリーの範囲内で摂ると良いですね

 

◯おすすめ間食
干し芋、スルメ、するめスティック、ナッツ+ヨーグルト、
寒天、ごぼうチップス、かたいせんべい、グラノーラバーなど

 

・肉体系ワーカーの間食

肉体系の仕事の人は、
タンパク質と食物繊維を中心に間食で補給しましょう。

 

人に必要なタンパク質の量は、
通常、体重1kg当たり、1gですが、
肉体系の仕事の人やアスリートは、体重1kg当たり、2gは必要です。

 

タンパク質といえば肉ですが、
必要かつ十分な量を摂るには相当量を食べなければならず、
大変。もちろんカロリーも気になるところです。

また、タンパク質は食べてすぐに、
糖質ほど一気に血糖値が上がらないので、

瞬間の満足度が甘いものに比べると低いです。

そのため、食べすぎてしまうことを防ぎ、
しっかり消化できるよう、
よく噛むことのできるものがオススメです。

 

タンパク質だけでなく、
食物繊維もしっかりとることで、
脂の吸収を抑え、便秘を防ぐ効果も期待できます。

 

◯おすすめ間食

ゆでたまご、サラダチキン(鶏胸肉)、
スモークチキン、スルメ、するめスティック、
わかめチップス、かにカマ、さけるチーズなど

ぜひこれらの間食選びのポイントや注意点を踏まえて、
毎日の間食を健康・ダイエット志向で選んでみよう。

 

〆まとめ

ビジネスは体力です。

そして健康です。

 

健康であれば、ビジネスに集中できます。

正しいやり方さえしておれば、

あとは、集中が持続できれば、

自ずと、結果が出ます。

 

集中力を保つこと、
健康を保つことを

本記事の間食を通して、
達成してください。