Amazonせどりで稼げる商品を仕入れたら、いつの間にやら、
価格がどんどん上がってきていることってないですか?

そんな時、もう少し待って価格がさらに上がってから売るか、
今、売るのかって売り時を迷うことってないですか?

今回は、プレミア商品を売り時の判断について
解説していきます。

 

プレミア商品とは?

定価を超えて高く売れる商品のことをプレミア商品と言います。

プレミア商品はなんらかの理由によって、
価格が高騰します。

 

プレミアになる要因の種類

価格が高騰するには理由があります。
その理由によって、どこまで価格が上がるのか、
それとも上がらないのか予測することができるので、

プレミアになる商品の要因を頭に入れておきましょう。

Amazon市場の供給不足

Amazon市場でAmazon直販が在庫が切れたり、
Amazonに出品している出品者が少なくなると、

一時的に価格が上がることがあります。

一時的な在庫切れの場合は、入荷日の早い・遅いで
プレミア価格で売れるかどうかが決まります。

なので、入荷日を調べることがポイントです。

市場全体の供給不足

Amazonせどりの場合、Amazonサイトで販売しますが、
Amazon市場だけの供給が不足していたとしても、

稼ぐことができます。

ですが、市場全体の供給が不足している場合は、
さらにプレミア価格で稼ぐことができます。

つまり、プレミア価格で販売するには、
市場全体で供給不足になっている商品の方がいいってことです。

突発的な需要の増大

需要を作っているのは、人(生活者)です。

人が買い物をするのには、必要だからという
論理だけで買い物をするのではありません。

感情で買い物をすることが多々あります。

例えば、コンビニで雑誌を購入する目的でお店に入った時に、
棚にある大きなPOPが目に付き、

そこに書かれている文字を見ました。

「石原さとみがドハマリ中の新食感チョコレート」

 

それまで買おうとは全く考えていなかったお菓子を
妙に気になって、レジに持っていくことをしてしまいそうではないですか?

自分の好きな芸能人が美味しいってお菓子はどんな味だろう?
有名人がハマっている商品って絶対うまいだろうな。なんて思わないですか?

そうやって、必要なものだけでなく、衝動的にも人は買い物をするのです。

魅力的な内容でメディア等で多くの方に向けて発信されたり、
口コミで広がりだすと、需要は一人で収まることはなく、

大多数に増えます。

そうなると、市場の供給はなくなり、価格は上がっていきます。

つまり、いきなりの需要拡大は、市場の価格を動かします。

 

生産ラインの事故

生産ラインで異物が混入したことが後で発覚などすると、
当然、商品の回収がされます。

そうなると、一時的に供給されていた商品が売場から
撤去されるので、供給がなくなります。

異物混入などした商品は、安全面で怖いので、
個人的には安全が確保されるまで、買いたくはありませんが、

それは私の個人的な考えで、そうでない人も中にはいるのです。

実際、過去にペヤングの焼きそばでゴキブリの混入の事件がありましたが、
その後、当然商品は回収されましたが、

Amazonやヤフオクやメルカリなどの市場でペヤングの焼きそばが
市場から手に入れられないことになり、

プレミア価格で取り引きがされました。

つまり、そんな生産における不祥事があっても、
ファンや食べたい人は変わらず食べたいのです。

 

販売不振

 

以上、これらの要因をもって価格は上がります。

あとは、プレミア価格になった商品がどこまで上がるのか、
どこで売り切ったら、一番儲かるのかが気になるところであり、

判断を知りたいと思うので、解説していきますね。

 

プレミア化した商品の販売価格設定のコツ

資金管理

売り時を考える前に、自分の資金のことを頭に入れてください。

売り時を後に遅らせるほど、資金回収が遅くなります。

それに利益額が増えることもありますが、判断を誤れば、
利益が逆に減ることもありえます。

なので、売り時は、自分の資金に応じて決めることが大事です。

 

頭と尻尾はくれてやれ

株式投資をされたことがあり、勉強されたことのある人は、
この言葉の意味を知っているかと思います。

頭と尻尾はくれてやれとは、

株価が下がっている最中には、底だと思って買うのではなく、
いったん底をつき、株価が戻ったところで買うのが安全だという意味で、

株価が上がっている最中には、天井を待つのでなく、
上がってはある程度利潤を得られたところで売るのが安全だという格言です。

頭と尻尾は人にあげて、魚の身の部分だけに集中すれば、
損をせずに利益を得れるという本質を説いていますが、

この考え方は、せどりにも応用ができます。

せどり初心者でお金にゆとりがない方は、
欲張らない方が稼げます。

つまり、一番高い打点で売りたい気持ちが大きいかと思いますが、
利益を確保できた時点で売り抜けましょう。

そうすると、損することがないので確実に資金を早く回収でき、
複利の力で稼いでいくことができます。

初心者のうちは、利益額より、販売個数や販売点数を伸ばすことを
考え、

販売の機会、つまり、販売の経験数を増やしていくことをしましょう。

そうすると、いつの間にやら経験が積まれて、
売る価格の設定や売り時を誤らないようになってきます。

 

経験を少し積み、資金にゆとりができたら

売り時を狙っていきましょう。

価格が上がる要因は前に話した通りで、
上がる要因から、プレミア度が大きくなるのか、
プレミアがいつまで続くのかを予測しましょう。

即売りしていった方がいい商品

供給が一時的に欠品や不足しているものについては、
Amazon在庫復活が早いと予測されます。その場合は、

仕入れた在庫が利益を確保できた時点で、
即売りしていきましょう。

一時的に欠品か生産が終了しているかどうかについては、

メーカーサイトや卸、小売店などから情報を集め判断しましょう。

 

少し待って売った方がいい商品

生産終了商品など、もう供給が増えない商品については、
売り時を待ったりして遅らせて、価格が一番上ったと思われる時に
販売すると利益額が大きくなります。

その時の注意点は、せどらーさんの注目度と入手の難易度です。

生産終了とは言え、まだ入手が簡単にできるようであり、
せどらーさんに注目されているようであれば、

他のせどらーさんに仕入れをされます。

そうなると、一時的に供給者が増えるため、
価格があまり上がらないことがあるし、最悪の場合、
価格競争になり、価格が下がることがあります。

なので、せどらーさんの注目度と入手できるところがあるかは
セットで考えるようにしてください。

 

寝かして待った方がいい商品

せどらーさんにも誰にも入手が難しくなった商品は、

とことんAmazonでの供給者が減るまで待つといいです。

その時に注意しないといけないのが、
需要が落ちないかどうかと再生産がないかどうかです。

Amazon市場で供給者がいくら減っても、
買い手がいなければ、高い価格では売れません。

だから、買い手の興味や関心が落ちない商品であるかどうかを
判断することが大事です。

家電であれば、その機能を備えている新商品が出れば、
旧製品が高い価格で売れなくなることもあるし、

アニメなどのおもちゃであれば、そのアニメが終われば、
需要が落ち着き下がることもあり、思った以上の価格で
売れないこともあります。

また、再生産の情報が買い手に知れれば、
その時点でもう高い価格で売れ行きが落ちることは多々あります。

なので、商品の特性やその商品がなぜ売れているのかの
理由を自分なりに分析することが大事です。

 

臨機応変に対応すべき商品

商品によっては需要が増すことが予測できる商品もあります。

例えば、イベントや季節商品。

どう考えても売れ行きが上がり、その商品が在庫切れすることが
予想できるものや、そのチャンスがありそうな場合、

また既に廃盤となっている商品で需要のあるものは、
価格が上がることが予想できます。

その場合は、待って高い価格で売るべきです。

また、トレンドで未来上がることが予想される商品は、
早くに仕入れて待って売り時を遅らせて利益を増大させることも
効率良く稼ぐことで重要な販売テクニックです。

また仮説を持って仕入れた商品が売れない、売れ行きが悪く、
資金回収が遅くなり、経営に差し支えが出てくると思えば、

損切りしても、仕入れ代金を回収することが大事です。

 

〆まとめ

高く販売することは、利益額をその分、増やすことになるので、
悪いことではありません。

良いことです。

ただし、価格を上げて売るほど、
リスクがあること、考えなしで単純に待って売り時を
遅らせることは、

利益の増大にはつながらないこともあるので、
本記事で解説した基準や考え方に沿って判断するようにしてください。