今回は、一般的なせどりではなく、

小売の上の流通から仕入れて稼ぐ方法を
伝えます。

せどりや転売というより、本来の物販の
仕入れになるので、

トレンド的なリサーチなど不要になり、
リピート仕入れが可能になってきます。

 

ポイントは、Amazon直販が販売していない
あるいは、Amazonが取引をしていない

メーカーやメーカーの商品と契約してくることにあります。

では、卸・問屋・メーカーせどりについて
基礎知識から稼ぎ方まで解説していきます。

 

この記事の概要

メーカー・卸・問屋せどりとは

冒頭で伝え通り、小売の上から仕入れをする
転売になります。

 

一般的に商品がお客さんの手に届くまでの流れは

1. メーカーで商品を製造
2. 卸・問屋業者がメーカーから商品を仕入れる
3. 小売業者が卸業者から商品を仕入れる
4. お客様が小売業者から商品を購入する

になります。

メーカーから順に流れてくるので、

その間をかます毎に、利益を取っていくので、

小売店から購入するのが一番高い金額になっていきます。

その反対に、メーカーから直仕入れになると、
他の問屋や小売店を挟まないので一番安く仕入れることができます。

 

メーカー・卸・問屋せどりのメリットとは

仕入れが楽

これに尽きます。商品探し、せどらーさんとの不毛な価格競争から
開放されます。

最初に開拓してしまえば、それ以後の発注は楽です。

なので、仕入先を開拓し、商品を取引し信頼を重ねていくほど、
売上は増加していきます。

 

ライバルが少ない

参入障壁がある分、せどらーさんが入って来ないです。

 

安く仕入れることができる

上流になるので、仕入れ値が安く、
一般のせどらーさんが利益を出せない商品を

利益を出すことができるようになります。

 

出品規制を受けない

一度個人や小売店などへ流通した商品を仕入れるわけでないので、
請求書も発行できるし、制限を受けないので

安心です。

 

メーカー・卸・問屋せどりのデメリットとは

ロット単位の仕入れ

仕入先にもよりますが、ロット単位、
仕入れ数が大きくなります。

売れるスピードが遅い商品を仕入れると、
キャッシアンドフローが悪くなるので

注意が必要です。

現実問題として、現金がある方が有利になります。

 

現金

信頼のない状態での取引は、基本、現金での先取引になります。

なので、ある程度まとまった資本が必要になります。

 

取引の開拓

簡単に取引をさせてくれるところは、

Amazonでの販売に旨味がないです。

なので見つけにくい業者さんをいかにして探すかが重要で
直接会いにいったり交渉が必要なので、労力と時間がかかります。

 

メーカー、問屋・卸の契約をするにあたっての準備

ドメインアドレス

法人の方がいいですが、個人事業主でも
問屋、卸、中小のメーカーとは仕入れができます。

会社らしく信頼のあるようにしましょう。

まずアドレスですが、会社は、Gメールやヤフーアドレスなどを
対取引や対顧客に対して使いません。

ちゃんと会社のドメインを取っています。

 

Eメールでのやり取りがあるため、
ドメインを取得しましょう。

ドメインは会社名や屋号から取るのが望ましいです。

 

会社のホームページ

会社概要と載せたページを作成しましょう。

ネットショップを運営しているのに、
ないものと思われると信用がガタ落ちです。

会社がない方は屋号で載せましょう。

 

自社ページ作成は非常に重要で武器になるので
一部の方にプレゼントしようと考えています。

→欲しい方はこちらよりメッセージくださいね。

 

固定電話

理想は、FAXと分けた方がいいです。

固定電話番号ないのは、論外なので、
必ず用意しましょう。

 

名刺

名刺を作成し対面の時は必ず手渡ししましょう。

名刺は業者さんに依頼してください。

紙質がよければ、パソコンからの作成でも構いません。

 

また名刺ケースですが、アルミケースや
プラスチックケースなどは止めておきましょう。

子供のように思われます。

 

スーツ

ネクタイもしてください。

アパレルやオシャレ雑貨のようなお店でない限り
スーツの方が無難です。

 

メーカー・卸・問屋用の基礎知識(業界用語の勉強)

上代・下代

上代はお客様に販売する場合の小売価格、
下代は仕入れ価格です。

下代で仕入れて上代で売り、その差額が利益となります。

 

掛率

掛け率というのは、小売価格に対する卸価格の割合です。

「6掛け」といわれたら定価の6割の値段で卸してもらえるということです。

定価3000円の商品を6掛けなら1200円で卸せるということですね。

 

掛け率は、同じ商品であってもすべての小売業者が
一律というわけではありません。

仕入れ実績や仕入れの量によって変わってきます。
取引期間が長く信用があり、なおかつ大量仕入れの場合には掛け率を下げる交渉も可能になります。

 

掛売り・掛払い

掛売り、掛け払いは、後払いができるということです。

月末締め、翌日10日払い、などと支払いの期日を設けて支払いを行います。

 

せどらーさんが仕入れできる卸・問屋の一覧

 

おもちゃ問屋

・丸善

・堀商店

・カワダオンライン

・Toy’s Tokiwa

・DAIKOKUYA

・備品資材市場

子供用のおもちゃを一部取扱っています。

・イベント用品問屋トチギヤ

・あおい玩具

・ZAKKANET

・NETSEAからの検索

・新井商店

・タウンページからの検索

・中部商事株式会社

・卸玩具会社一覧

・フィギュア卸売会社一覧

・サンワールド株式会社

・ホビチェキ

・トイハウス

・おもちゃの街サイト

・マイルストン

・リーメント

・食玩王国

・みぞた商店

・ショップベル

 

問屋の集まるサイト

NETSEA(ネッシー)

卸問屋.com

スーパーデリバリー

トップセラー

楽天B2B

もしもドロップシッピング

卸のまいど

卸売ドットコム

スターズ

激安卸問屋

 

ゲームの問屋

ゲームの卸com

マッチングワールド

株式会社一路

株式会社 ヒロセ商事

 

家電

アトム電器

アーチホールセール

 

化粧品

キレイコスメ

エキセントリックコマース

問屋丸

 

アパレル

イチオクネット

未来問屋

 

雑貨

ザッカネット

Cmall

カネイシ(金石衛材)

輸入雑貨卸サイト 卸の駅(ネクストワン)

商材王.com

 

食品

国分ネット卸

 

家具

通販素材

 

キッチン用品

Rダイレクト

 

メーカー・卸・問屋からの仕入れ値はだいたい何掛け?

小売りで仕入れると定価の8割程度で

問屋から仕入れると6割から7割程度です。

 

一番上流のメーカーとの直接取り引きができれば、

定価の5割で仕入れも可能です。

 

メーカー・卸・問屋仕入れのコツ

 

中小メーカー

大きなところにあたってもなかなか取引は難しいので

中小メーカーから仕入れを開拓していきましょう。

 

カタログをもらう

関係性を作っていくうえでカタログを先にもらうことは
一つの戦略になります。

カタログから情報をしっかり収集でき
Amazonで売れる商品を知れますし

知識武装できるので交渉がやりやすくなります。

まずは電話かメールで連絡をしてカタログをもらいましょう。

 

電話口でコミュニケーションを取れそうな相手の場合、

取引条件(最低発注数)、商品の掛け率を聞いておきましょう。

 

掛け率とは、メーカーが設定している商品の販売価格のうち、
卸値の割合がいくらになるのかの数字になります。

例えば、定価が5000円の商品に対して
掛け率が6掛けだと言われたら、

その商品は定価の60%=3000円で仕入れが可能ということです。

商品毎に違うものですが、ざっくり聞いておくと良いです。

 

問い合わせ方法

メールが楽ですが、メールだと交渉の余地もありません。

相手にスルーや断れたらそれで終わりです。

電話をしましょう。

 

電話をするにあたっては、そのメーカーの取扱商品や
理念など会社の情報は知識としてある程度は入れておきましょう。

卸の場合は、公表されている取扱商品など。

 

メーカー・卸・問屋から聞かれること

質問されてことにちゃんと答えれないと、
信用度が下がります。

なので、よく聞かれる質問を用意しておくので、
すぐに答えれるように答案を用意しておきましょう。

 

・あなたの会社が行っている事業と規模と主な取扱商品
・どうして商品を仕入れたいのか、その理由
・取引条件(販売方法、販売場所)
・支払い条件

 

あなたの会社が行っている事業と規模と主な取扱商品

会社概要を質問されます。

現在どんなビジネスを行っていて、
売上はどれくらいのあるのか?
事業年数、規模を知る質問を聞かれます。

 

物販の実績のない会社は、

相手会社とその商品に対して、取引したい理由と

今後の考えているプランや熱意、誠実などを
アピールしましょう。

 

どうして商品を仕入れたいのか、その理由

メーカーは商品を作るところです。

なので、自社商品の良さを理解してくれ
ちゃんとその価値を伝えることができる方と

取引をして、お客さんに販売してもらたいたいと
考えています。

単に儲かるという理由で取引をしたいことが
見えている方と長期の取引はできないと思っています。

なので、理由をしっかり伝えることができるように
しましょう。

 

取引条件(販売方法、販売場所)

国内で販売?国外で販売?
実店舗での販売?ネットショップでの販売?

ネットショップである場合は、
ヤフーショッピング、楽天、自社ホームページ、Amazonなど
聞かれます。

 

また仕入れの期間と金額も条件を出されるところはあるので
クリアできるかどうかも判断しないといけないです。

 

支払いは、

注文ごとに支払いをするのか、月毎にまとめて支払いをするのかありますが、

基本は、最初は注文ごとの支払いなります。

 

交渉

取引を交わし、担当者さんとのコミュニケーションも
取れるようなった後に、価格の交渉をしていきましょう。

その際、一方的な交渉ではなく相手にとっての
メリットも考えるようにしてください。

物量を増やすことや商品アイテムを増やすなど
相手の利益に繋がることを引き合いにするようにしましょう。

 

取引を断られたら

取引を断られた場合は、なぜ断られたのか
どうすれば契約をすることができるのか理由を必ず聞くようにしましょう。

その理由に対処できれば、取引できるわけなので、
今後のためにも聞くようにしましょう。

 

直接訪問

結局人対人で一番その人を知れるのが、
フェイス・トゥ・フェイスです。

誠意、熱意を直接伝えることができます。

電話交渉がダメでも直接訪問で
契約を取ることができた事例も僕自身あるし、

コンサル生も聞くので、直接訪問もしていきましょう。

 

展示会で業者を見つける

展示会というのは、メーカーが卸問屋や小売店に商品を展示して、
実際にバイヤーに見て触ってもらって、

売り込みをしようというイベントです。

なので、契約をしたい会社が集まってきます。

カタログもたくさんあるのでもらっておき、Amazonでリサーチして
回転の良い商品を扱っているメーカーを調べましょう。

 

展示会を行う時期は、

2月から3月と、9月から10月が多いです。

 

・東京インターナショナル・ギフト・ショー

東京ビッグサイトで行われる展示会で、
4000店を超える出店があります。

 

・FOR STOCKISTS

雑貨メインの展示会です。
120社ほどが合同で開催する展示会です。

 

・rooms

 

・JETRO

世界の展示会になります。

 

メーカー取引のコツ

Amazon以外のチャネルを用意

メーカーはブランド価値を下げたくないので、
価格競争になるAmazonは敬遠しています。

なので、Amazonで販売すると言った場合、
断れることが多いです。

ここで嘘を言ってもバレたら、取引が今後一切なくなるので、

ヤフーショッピングや楽天でショップを構えて
そこで販売して利益が取れるかも考えてく必要があります。

 

メーカーがAmazonで販売していないかどうか

メーカー自身がAmazonで販売していた場合、
取引はできません。

なので、メーカーがいない商品を探しましょう。

 

 

メーカー・卸・問屋に送る取引依頼メッセージ

必ず、アレンジを加えてください。

同じ文章をみんなが使うと、業者さんがそのテンプレートを
目にすることになり、不審に思います。

定型文で送りつけていると思われると、
信頼されなくなり逆効果になるので注意してください。

 

件名を工夫することや
文章自体も他の方とは違うメッセージを発信することで

区別され、認知されるはずです。

文章でもって相手に、興味、関心をもってもらえたら、
好意的に返信をもらえるかもしれませんので

メッセージを送る際は、自分だけのキラーメッセージを
作成しましょう。

 

カタログ依頼のメッセージ

カタログをもらう時のメッセージのテンプレートです。

 

——————————————————————-

◯◯株式会社 ご担当者 様

 

突然の連絡を恐れ入ります。

私は、(屋号あるいは会社名)の(名前)と申します。

 

御社で取り扱っている〇〇(商品名)について、
興味があり、他の商品も含めてラインナップを知りたく
連絡させていただきました。

よろしければ、カタログを送っていただけますと幸いです。

 

(屋号あるいは会社名)(名前)

住所

電話番号

アドレス

自社ホームページURL

 

——————————————————————-

 

 

商品の卸依頼のメッセージ

商品を卸してもらうための挨拶メッセージです。

 

——————————————————————-

 

◯◯株式会社 ご担当者 様

 

突然の連絡を恐れ入ります。

私は、(屋号あるいは会社名)の(名前)と申します。

 

○○(場所)でネットショップを○○年(ネットショップ歴)より
始め、販売しています。

御社の商品を拝見し、ぜひ取扱いさせていただければと
連絡させていただきました。

一度見積もりを頂けますと幸いです。

 

御社に連絡をさせていただいのは、

○○の商品を取扱いをしたいと考えて
リサーチしていたところに

○○商品を知りました。

 

○○商品を他の商品を比べて

〇〇が魅力がある、あるいは○○が優れているため
売れると判断しました。

条件が合えばぜひお取引させていただきたいです。

 

(屋号あるいは会社名)(名前)

住所

電話番号

アドレス

自社ホームページURL

 

——————————————————————-

 

 

メーカー・卸・問屋で稼げる商品の効率良い探し方とは

一番手っ取り早いのは、すでに業者取引をしている
せどらーさんの出品者(ストア)商品をリサーチすることです。

出品者さんの商品をメーカーや卸・問屋さんから仕入れていないか
Google検索で調べていきます。

まずは、1点で良いので見つけ出しましょう。

 

1点見つけることができれば、
あとは芋づる式で業者仕入れをしている出品者さんを
見つけることができるので

業者仕入れができる商品のリサーチが早くなりますよ。

 

〆まとめ

メーカー・卸・問屋の仕入れは
Amazonせどりをしていくなかで、

今後、避けては通れない道になるはずです。

 

プラットホームにおいてメーカーは
販売者の人数制限をするところもあるので

早めに取引を結んでいくことを勧めます。