配送会社のどこもが、一斉に値上げして、

配送料が倍以上になりましたが、

 

実は、値上げ前の配送料とほとんど変わらず、
安く配送ができるところが、、

 

あります。

 

それがヤマト運輸のヤマト便です。

 

ただヤマト便は料金の計算方式が複雑で、

それを正しく理解してないと、
安く配送することができません。

 

なので、本記事でヤマト便の計算方法を伝えます。

 

ヤマト便とは

ヤマト便とは、日本郵便のゆうパックや
ヤマト運輸の宅急便と違って、

荷物一つづつのサイズや重さで
料金が決まるわけではなく、

一つの送り先に送る荷物全体で料金が
決まります。

(全輸送箱の寸法と総重量に応じて

料金が算出されます。)

 

せどりのメリットとしては、

一つの送り先に送る荷物が多ければ多いほど、

一箱あたりの料金が安くなります。

 

なので、FBAである程度の個数及びサイズで
送るのと、料金が安くなるので最適です。

一定のサイズ及び個数でないと、
逆に割高になるので、

利用する場合は、配送料が安くなる分岐点を
おさえておく必要があります。

 

配送時間ですが、

配達時間の指定が不可で配送日数に時間がかかると
言われていますが、

実際のところは、

配送日数は遅くはありません。

 

ゆうパックや宅急便と同じ位の速さで
届けてもらえることの方が多いです。

 

その理由は、

支店にもスペースに限りがあるので、
ずっと置いとけないからです。

なので、基本何もなければ、
配送を非優先にされることはありません。

 

ヤマト便の計算方法

ヤマト便の運賃は、
荷物の「総重量」と「届け先」によって決まります。

 

「総重量」は、
「重さ」と容積換算で算出した「容積換算重量」と比較して
重い方を取ります。

 

【容積換算重量の計算方法】

「縦(メートル)×横(メートル)×高さ(メートル)×280=容積換算重量(kg)」

 

・大阪から発送の料金表

 

 

計算方式が難しいと思うので例を上げます。

「縦(メートル)×横(メートル)×高さ(メートル)×280=容積換算重量(kg)」

 

例1.)縦60センチ、横60センチ、高さ20センチのダンボール

  大阪から小田原FCまでの料金

0.6×0.6×0.2×280=20.16

30キロまでなので、2,496円

ダンボール一つ分だと割高です。

 

 

例2.)縦60センチ、横60センチ、高さ20センチのダンボールが5個

  大阪から小田原FCまでの料金

0.6×0.6×0.2×280=20.16

同サイズのダンボールが5個になったとします。

 

20.16×5=100.8

そうすると、料金は、4,688円になります。

4688円÷5個=937円

1個あたり937円になり、
1個あたり、1558円もやすくなりました。

 

例3.)縦60センチ、横60センチ、高さ20センチのダンボールが8個

  大阪から小田原FCまでの料金

0.6×0.6×0.2×280=20.16

同サイズのダンボールが8個になったとします。

 

20.16×8=161.28

そうすると、料金は、5,153円になります。

5153円÷8個=644円

1個あたり644円になり、
前回の個数口の料金よりさらに、
1個あたり、292円もやすくなりました。

 

この通り、個数口が増えれば増えるほど、
安くなります。

だから、物量が上がれば上がるほど、
配送コストが下がり、

薄利の商品でも利益を出しやすくなります。

 

→ヤマト便の料金表はこちら

 

「総重量」が180kg以上の料金は、

最寄りの支店まで確認してください。

 

ヤマト便の荷物ですが、

3点注意点があります。

・1個当たりの重さの制限は30kgまで。

・1個当たりの大きさの制限は、3辺合計が200cmまで。
(※1辺の長さは170cmまで、
上下逆さまにできないなど輸送状態に定めがある場合は、
1辺の長さが100cmまで)

・お届け日数は、全国翌々日配達(宅急便のお届け日数+1日)。
※一部地域は異なる。また、日時指定不可。

です。

 

ヤマト便の伝票の書き方

ヤマト便の送り状は1送り先について、1枚書きます。

1枚の送り状で、複数の荷物を送ることができます。

 

 

 

 

 

ヤマト便の運送保険は入るべきか?

ヤマト便の運送保険ですが、

入る必要性は全くありません。

 

実は、ヤマト便には、
運送保険はしっかり通常の料金に含まれています。

ヤマト運輸に過失があれば、

荷物は保証されます。

ただし、天変地異などで事故に遭い、

荷物が破損した場合は、保証できないという話で、

 

運送保険に入れば、天変地異による事故の保険が
対応できるという話です。

なので、滅多に起きない、非常に稀なことなので、
僕は保険は払っていません。

 

ヤマト便の支払いについて

現金以外にも、前払いのEdyカードやナナコカードでの
支払いが可能です。

一番良いのは、クレジットカードに前払いの
Edyやナナコの機能を付帯しているカードで
支払うことです。

クレジットカードで前払いが付帯しているものは、

オートチャージが可能で、

つまり、前払いの残金が不足の場合、
クレジットカードから引き落とし、

Edyやナナコに入金することができます。

クレジットのポイントが付きますし、
支払いがクレジット払いになるので、

遅くすることができキャッシュアンドフローにも
優しいです。

 

あと微々たるものですが、Tポイントカードがあれば、
ポイントが付きます。

 

ヤマト便の配送方法

ヤマト便は、直接、支店まで
持ち込むと割引を受けることができます。

30キロまで 120円
30キロ~50キロまで140円
50キロ~100キロまで230円
以降50キロ増すごと90円加算

 

 

ヤマト便は持ち込みだけでなく、

集荷も対応しています。

 

ただし、集荷時間は、
日本郵便のように融通はきかず、

指定はできないです。

 

集荷の依頼は、

個人の場合は、電話依頼のみになります。

電話番号は、固定電話の場合だと、
フリーダイヤルでかけれます。

ヤマト運輸番号 0120-01-9625

(午前8時から午後9時まで・年中無休)

050IP電話からは、050-3786-3333

携帯電話の場合は、

最寄りのヤマトの支店に電話をかけてください。

→ヤマトの支店検索

 

電話ですが、担当ドライバーに直接掛けることも
可能です。

電話番号は一度来てもらった時に聞いてください。

もしかしたら、担当者によっては対応は、
してくれない人もいるかもしれませんが。

 

電話でヤマト便を依頼する時は、

ヤマト便で集荷依頼してほしいことと、

箱のサイズと個数を伝えるようにしましょう。

あとは、名前、住所、電話番号、
集荷希望日を伝えればOKです。

集荷ですが、午後で時間が遅い場合だと、
翌日回しになることもあるので、
注意してください。

営業所の忙しさによって対応が全然違います。

 

法人の場合は、ヤマトビジネスメンバーに登録でき、
ネットから集荷依頼ができます。

*電話での集荷同様に、エリアや曜日によっては
 希望の集荷日・集荷時間帯に来てもらえないことはあります。

→ヤマト便ビジネスメンバー

 

 

 

 

送り状も手書きは不要です。

 

 

ヤマト便の有効な使い方

ヤマト便は縦・横・高さの合計が160cm以内、かつ重さが25kgまでを
超える荷物を送れるので、

日本郵便で送れないあるいは、宅急便で送れない商品を
送ることができます。

 

大型商品で回転のいい商品は、自己発送ではなく、
このヤマト便を複数個にして送れば、

配送料を大幅に抑えてAmazonで販売することができます。

 

大型家電や、割とサイズが大きい季節家電なども、
このヤマト便を使えば販売しやすくなります。

サイズの大きい商品で、ダンボールに入らないものは、
商品の外箱にプチプチを巻いて、裸でFBAに送ることができます。

その時に、このヤマト便を使って送ると経費を抑えることが
できるので有効に使ってください。

 

ヤマト便の料金の支払い方法をお得にする方法

ヤマト便の料金をビジネスメンバーにされていない方は、

現金か前払いのカードで支払いをされているかと思います。

 

オススメは、楽天での貯まったポイントをEdyにチャージして
現金化することか、

楽天のクレジットカード機能を用いてのEdyチャージです。

 

楽天ポイントの現金化は、期間限定ポイントは不可で
固定ポイントなら可能できます。

 

楽天のクレジットカード機能を用いてのEdyチャージは、

楽天クレジットカード発行の際にEdyの機能を付帯されておれば、

Edyに入金ができます。

Edyに入金する際にクレジットでの支払いになるので、
ポイントが付くことが最大のメリットです。

 

Edyへのクレジットカードを使っての入金方法ですが、

非接触式ICカードリーダーがあれば、わざわざ
店舗に行かなくても自分でチャージすることができます。

Amazonにも売っています。

オススメは以下です。

 

 

〆まとめ

ヤマト便を利用すると配送料が安くなることを
理解していただけたかと思います。

薄利せどりで大量の商品がある場合でも、

ヤマト便なら、関係なく納品でき、
利益を出すことができます。

ぜひ、物量を上げてヤマト便を常時利用してください。