Amazonせどりでは
ほとんどの商品を
仕入れて販売することができますが、

何でも仕入れしてなんでも売れる…
ということではありません。

Amazonでも、出品禁止の商品、
つまり、販売が禁止とされる商品が
あります。

本記事ではAmazonで販売できない商品を
誤って仕入れないように

仕入れてはいけない具体的な商品と
販売不可になりやすい商品の傾向を頭に入れ

余計なロスを抱えないようにする方法をお伝えします!

 

Amazon出品禁止商品とは?

大抵のモノは購入も販売も
可能なAmazonですが、

出品が禁止されている商品も存在します。

一通りの出品禁止商品は、
せどりを始める前に
既に確認していることと思いますので、

今回はドラッグストアジャンルで
注意すべき商品を
Amazonのガイドラインより抜粋しました。

 

仕入れ時には以下の4点に注意してください。

 

ドラッグストア(ヘルビ)ジャンルで仕入れはいけない4つの商品

・Amazonが販売を許可していない
 サプリメント・化粧品・成分例品

・医療機器、医薬品、化粧品の小分け商品

・海外製医療器具・医薬品

・海外直送によるヘルス&ビューティ商材

 

医療機器に関しては、

・血圧計
・マッサージ器【医療機器表示のあるモノ】
・吸入器
・酸素計
・体温計

は、FBA販売できない商品となります。

医療機器と一言に行っても、
4種類の区分があり、

・一般医療機器【一部】
→絆創膏・ピンセット・脱脂綿 等

・管理医療機器
→電子体温計・家庭用電気治療器・血圧計・補聴器 等

・高度管理医療機器
→コンタクトレンズ・ペースメーカー

・特定保守管理医療機器
→CT装置・MR装置・脳波計 

等あります。

これらに該当する商品を
Amazonで販売するのには
医薬品同様、販売するには資格や届出が必要です。

 

*【一般医療機器の区分に属する商品でも、
販売管理者が不要の場合は販売可能となります。】

 

仕入れ不可商品であるのかの、
判断がつかない場合は、

Amazonセラーアプリで確認すると、

出品可能な商品か不可なのかが分かりますので、
仕入れ前に必ず、確認するようにしましょう。

 

ドラッグストア商品の仕入れの注意点

ドラッグストアジャンルの仕入れで
難しいのは、商品によって、
法律が絡んでくる点です。

既にカタログ登録がされている商品でも、
サプリメントや、化粧品の中には、
成分が禁止事項に触れていたり、

効能の表記方法だったり、
メーカーからの要請で
出品不可になってしまったり…と、

出品後に取り止めなければならないこともあります。

 

これまで、問題なく販売できていた商品が、
突然販売不可になってしまうこともありますので、

不測の事態に備えるためにも、
少し法律を知っておくと安心です。

ドラッグストアジャンルで
意識すべき法律は2つあります。

①医薬品、医療機器等法【旧薬事法】
②知的財産権

これより、それぞれの法律について、
具体的な商品を例に、
もう少し噛み砕いて説明していきます。

 

・医薬品、医療機器等法について

「医薬品、医療機器等法」の正式名称は、
「医薬品・医療機器等の品質、有効性及び安全性の
確保等に関する法律」ですが、

昔の「薬事法」が改正され、名称を変えたものです。

言葉の通り、医薬品・医療機器に関連する法律なのですが、
せどりとどう関わってくるのか、
簡潔にポイントをまとめました。

①誇大広告

→ドラッグストアジャンルのせどりは
「お悩み系」商品がオススメですが、

そう言った商品の
宣伝・商品説明文には注意が必要になります。

日本では、化粧品やサプリメント=医薬品として
許可されていないものに関しての、
効能や効果をハッキリと広告することを禁じています。

例えば…

【ダイエット食品系】

・脂肪を燃焼して~
・便通が良くなる

【サプリメント系】

・バストサイズアップ!
・糖尿病の改善に!

【化粧品系】

・シミ/しわ/くすみが消える
・毛が生える

‥等と言った、上記の表現は
実際にNGとなった広告です。

 

成分によっても表現可能な部分が
変わってしまうのですが、

「第1~3類医薬品」の表示がない商品に対して、
ストレートな表現をしたモノはアウト!
…と、ざっくり理解しておきましょう。

実際に目にしてみないと
分かりづらい部分もあると思いますので、

日ごろからAmazonのドラッグストアジャンル商品の
商品説明欄を見てみて下さい。

ほとんどが、柔らかい表現になっていると思います。

もし、はっきりと表現している
商品があるのなら、

今後販売不可になる可能性が
高い商品と言えるでしょう。

 

②配合成分

特に化粧品は、海外・国内ブランド共に
日本以外でも展開していることが多く、

同じ商品でも、海外向けに
売られているモノの方が
安く買える場合が多いです。

ただ、同じ商品名だからと言って、
中身も同じかというと、

海外向けと日本国内向けで
配合される成分が違う場合もあります。
ですので、仕入れ時には注意が必要です。

相場より安いからと言ってすぐ購入するのではなく、
商品説明欄をしっかりと読みましょう。

「海外仕様商品です」という記載があるにも関わらず、
知らずに仕入れ、国内正規販売商品と
同じカタログで販売してしまうと、

トラブルの原因に繋がります。

海外では使用を認められている原材料が、
日本では不可な場合もありますので、
並行輸入品には気を付けましょう!
(並行輸入は手数料も高いので要注意です!)

 

Amazonでは、

・ゲルマニウム含有のサプリメント
・ホルムアルデヒド含有の化粧品

は、販売禁止商品となりますので、
覚えておいて下さい。

また、サメ・クジラから抽出した成分を
配合するサプリメントも
販売不可の可能性が高いので、

事前確認が必須となります。

(*緩和されて出品できるようになりました。)

 

・Amazonでメーカーから連絡が来る、知的財産権とは?

せどりをする上で少し厄介とも言えるのが、
この「知的財産権」です。

「知的財産権」とは、簡単に言うと、

「創られたモノやアイディアは、
創った人に権利があるので、
第三者が勝手に利用してはいけない」…という決まりです。

 

難しく感じるかもしれませんが、
よく知っている著作権や肖像権も、
この「知的財産権」の一部になります。

中でも、せどりに1番関わってくるのは「商標権」です。

登録商標のある商品とは=メーカーに権利がある
ことを証明されているので、

販売権を渡されていない限り、
無断で販売することができません。

年々、この知的財産権の侵害に関する
警告メールが増えています。

メールは、メーカーから直接来る場合と、
Amazonから来る場合の2通りあります。

特にドラッグストアジャンルが多く、
この警告を無視したまま販売を続けていると、

最悪、アカウント停止になってしまうことも
あるのでAmazonからのメールは
必ず毎日チェックするようんしてください。

 

ただ、メールが来たからと言って
慌てずにいましょう。

メーカーによって求められる対応が
違いますので、最優先で対処しましょう。

知的財産権の侵害を訴えられると、
大きくは2つの要請をされます。

①出品取り下げ要請

→Amazonでの販売は即、取り止めてほしい
…と言った内容の場合は、
出品を取り下げ、SKUの削除も忘れずに行ってください。

②定価販売要請

→販売は許可しても、一定の価格で
販売してほしい…と言うメーカーもいます。

その場合は、要求通りの価格に設定し直しましょう。

 

 

ドラッグストア商品の仕入れ禁止の傾向

「知的財産権」の侵害については、
せどりを行っていると、
100%防ぎきれるものではありませんが、

いくつか予防できるポイントがあります。

①メーカー・正規代理店の販売には要注意

Amazonにて、メーカー・正規代理店が
出品している商品は要注意です。

特に、メーカー・正規代理店のみが
販売している場合は
ほぼ不可能だと思ってください。

複数出品者がいる場合でも、
今後、メーカーが規制をかけてくる
可能性はありますので、在庫数には注意しましょう。

 

②商標権の検索

「商標権」の有無は、
以下より事前に検索することが可能です。

特許情報プラットフォーム J-PlatPat

 

「商標を探す」を選択後、
商品名を入力して検索すると、

登録されている場合、ヒットしますので、
その場合、出品は控えた方が良いでしょう。

③モノレートで判断

仕入れ前には事前にモノレートで
確認すると思いますが、

ランキングだけでなく、
出品者グラフも重要です。

これまで盛り上がっていたグラフが
ググッと落ち込んでいる場合、

メーカーからの規制が入った可能性がありますので、
販売は難しいと言えるでしょう。

 

ドラッグストア(ヘルビ)の仕入れ禁止メーカー【一覧

ドラッグストアの仕入れ禁止商品は、
商品名よりも、メーカー名で
覚えておくと良いでしょう。

商品名だと、数も多くあり、
全ては把握しきれませんので、

メーカー名を知っていれば、
注意することができます。

 

一例ではありますが、
仕入れ禁止商品メーカーは以下の通りです。

・アークメディカル
・アスクレピオス製薬
・Amway(一部、温度管理で禁止商品がある)
・ECスタジオ(オデコマート)
・IPSA
・エイベックスビューティー
・エスロッソ
・エバーライフ
・株式会社美彩
・亀山堂
・キューピー
・CUTE ME
・銀座ステファニー
・さくらの森
・ジョイフルライフ
・シンゲンメディカル
・ステラ漢方
・スリーエーライフ
・チャップアップ
・TKS株式会社
・ドクターズチョイス
・ハーバライフ
・はぐくみプラス
・ファンファレ
・BUBKA
・フローレンス化粧品
・プロアクティブ
・PROGRES
・フロムココロ
・BELLARE
・ホコニコ
・MODERE
・リルモア
・やずや
・リマーユ
・ポリピュア EX

 

ドラッグストア(ヘルビ)の仕入れ禁止商品【一覧】


価格差があっても
メーカーやAmazonから
販売禁止の連絡があるので
仕入れはいけない商品です。


・BUBUKA
・Doctor’s Choice ドクターズチョイス
・Growth Project. BOSTON (グロースプロジェクト ボストン)
・GUNGUN
・M-1 育毛ミスト 200mL
・TESARAN
・あいびベルブラン
・イイスタンダード シャンプー 600ml
・イビサ ホワイトニングクリーム 35g
・いぶきの実
・ヴィトックス-α EXTRA Edition
・ウモプラス 水溶性珪素
・エイベックスビューティーメソッド キレマッスル HMB
・エムズワン
・かほりのおめぐ実
・カロリナ酵素プラス
・ぎゅーっとプエラリア
・グッドナイト 27000
・クリアネイルショット
・クリアネオ
・クレンジング酵素 0
・ケラスターゼ
・コニフ CONIF 
・コンブチャマナ
・サンタンブロック
・ズキラック
・すこやか地肌 
・すっきりフルーツ青汁
・すっぽん小町
・ステラの贅沢青汁
・スパトリートメント
・スルスル酵素
・ゼロファクター
・チャップアップ
・ていねい通販 高麗美人
・テサラン
・デトランスα perspirex original 100ml
・トゥース MD ホワイト EX
・ドクター セノビル
・ナイトアイボーテ II
・なかきれい酵素
・ナノインパクト 100
・ノコア(NOCOR)アフターボディ 
・ノビルン
・ハーバライフ
・ハーブガーデン
・ハイゲンキスピルリナ
・ハグクミの恵み
・はぐくみプラス FUWARI 
・はぐくみ葉酸
・ヒアロモイスチャー
・ビタブリッド
・ファストマジック ボリュームアップジェル
・ファリネ
・フィットライフコーヒー 
・フェルサ
・フォーデイズ
・フジタイムリッチ
・フジラクト
・プラセンタ 100 チャレンジパック
・ブラックサプリ EX
・フラックス 携帯水素水 ボトル ポケット
・フラックスマルーン
・フラックス携帯水素水
・ブラッシュ FIRA マッスルサプリ 120 粒
・プロアクティブ
・プロキオン
・フロムココロ 高麗のめぐみ 60 粒
・ブロリコ
・ボルギア 3
・ホワイトベール
・マイクロダイエット
・マカ&クラチャイダム 12000
・マカナ
・メガキュア
・メグリスリコピンプラス
・メコゾーム
・メタルマッスル
・メンズデオ 8400
・モデーア トゥースペースト
・リザベリン
・リバイブラッシュ 6g
・リマーユプラセラ
・リルモア モデルクレンズ MODEL CLEANSE 
・レジェンドシリーズ
・レッドドラゴン
・レバリズム
・飲んで血糖値の上昇をおだやかにするコーヒー 
・花菜 三黒の美酢(さんごくのみず)
・海乳 EX
・楽臭生活
・株式会社バルワード コルクル 
・漢方生薬研究所
・酵水素 328 選 生サプリメント
・黒髪スカルプ・プロ 
・植物発酵エキス配合 美的 90 選
・成長応援食品 せのびーる
・青玉 V
・千年酵素 酵素×酵母 [サプリメント] 30 包
・爽眠α
・美めぐり習慣 150 錠 さくらの森
・母の滴 サラブレッド 100
・北国の恵み
・贅沢亜鉛 牡蠣のチカラα
・フレピュア
・REDEN HYBRID SHAMPOO
・ヒートスリム

 

ドラッグストアジャンルで販売価格の是正を求められるメーカー【一覧

・株式会社美彩(ビサイ)
・ゼナフィリン
アマールカフェイスパウダー
ゼファルリン
バリテイン
ベルタミン
ホワイトラグジュアリー
ゼルタイン
ベファイン
ゼルナリンアルファ
エロティカセブン
フュージョン EX fusion
ボルギア 3
リザベリン

 

〆おわりに

今回は、ドラッグストアせどりの
仕入れ禁止商品についての

情報をまとめました。

法律が絡んでくることなので、
少し難しい部分もありますが、

販売不可商品は仕入れないように
気をつけましょう。

 

ドラッグストアジャンルは、
メーカーからやAmazonから

販売禁止を求められ、
リスクが大きい、
という人も中にはいますが、

リスクを恐れてチャンスを逃すより、

リスクを正しく理解して、
それに向き合ってせどりをすれば、

リスクは危険なものでなくなります。

 

ドラッグストアせどりは稼げますので
ぜひ取り組んでいただき
稼いでもらいたいですね。