せどりは仕入れるだけが仕事ではありません。
最後、売り切ってから利益が確定します。
仕入れた時の見込み利益は、
あくまでも見込みです。
最終の利益確定は、売り切った後で
もっと正確に言うなら、
経費等に、かけた労力や時間を差っ引いたのが
ほんとうの利益になります。
せどりで時給単価を上げしっかり利益を残すのには、
仕入れと同時に売り切るまでの
販売術も勉強しておくことが大事です。
本記事では、せどりの販売術を紹介しますので
ぜひ実践をして利益をたくさん残してくださいね。
この記事の概要
新品はカート価格合わせ
売りたい価格がなければ、
カート価格に合わせて売るようにしましょう。
原則、新品はカート価格になっていないとものは売れません。
小売店で言う、売場に商品が陳列されていない状況です。
ツールを使って値上げ
自分が最安になり2番手との価格に開きがある場合、
値上げした方がいいです。
ただ、それを手動で管理していては
時間がいつまでたっても足りないです。
なので、有料の価格改定のツールを使い、
機械に値上げを任せると良いです。
中古は状態合わせまたは出品者の状態と価格を見て選択
中古は自分が仕入れた商品の状態と競合する出品者の値付けとで
価格を設定することが大事です。
新品出品がいるのか、いないのか、
中古の出品者の状態と価格はどのように設定されているのかを
確認します。
そのうえでモノレートを見て自分の設定したい値付けで
売れるのどうかを予測しないといけません。
昔のモノレートでは中古の状態での
売れ行きの予測はできませんでしたが、
現在のモノレートでは、中古の状態別の販売状況が
以前より読みやすくなったので
状態別のソートを変更してしっかり確認していくことが大事です。
迅速にFBA送る
FBAへ早く送って早く売ることは
利益を残すことでとても大事です。
特にセール商品やトレンドであったりイベントの商品は
売るスピードが重要になってきます。
早く売るほど値下がり競争に合わなくて済むからです。
自己発送で早く売る
一番早く売る方法が自己発送です。
自己発送で利益を出せる場合でかつ早く売った商品がいい商品は
FBAを利用するのではなく、自己発送で売ってトータルの利益を
多く残せるようにしましょう。
自己発送で売るには、配送契約や配送方法に
工夫することが大事です。
オリジナルのカタログを作成
ライバル不在
ライバルを避けるために新規でカタログを作成したり、
カタログがない商品を新規で登録したり、
Amazonではライバルを避けて販売することができます。
群れた商品や人気があるにも関わらず、
Amazonにカタログ登録自体がない商品は
カタログを作成して売りましょう。
キーワード攻略
カタログを作成するにあたって
キーワードがとても重要です。
お客さんがどんな言葉を用いて、検索をするかを
考えれば、
商品を売れるようにできます。
ただ単に登録するだけでは売れないので、
キーワード選びをしっかり考えましょう。
広告を利用する
OEM商品だったり、ブランド品でない商品を
登録して販売する場合は、
広告を利用して販売し評価を上げていくことが
商品の売れ行きを上げていくことに繋がります。
セット売り
セットで売ると利益率に利益額が上がることが多いです。
理由は販売金額が上がることと商品数が増えた分、
送料を販売金額に含ませた価格設定ができるからです。
セットで売れるのであれば、セットのカタログを作り
売っていきましょう。
また明らかに安い仕入れ値であった場合は、
Amazonにセットで売られているカタログがないか
確認する癖をつけるようにしましょう。
バラシ売り
セットなどの数量の多い個数しかない商品は
バラして買いやすくするのも販売攻略の一つです。
ばらしたカタログがなければ作成して売りましょう。
また実店舗に多いですが、
セットを組まれている商品は単品にバラして
売れないかを見るようにしましょう。
コンディション説明
中古の商品や特典が特別な商品は
コンディションの説明をしっかり書くことで
高くあるいは早く売ることができます。
その他の商品であっても、
お客さんが重要視されていることがあれば、
それがしっかり届く文章を書ければ、
あなたの商品を選んでくれる確率が上がります。
その商品や時期に合わせてコンディションの
メッセージを求められることに
換えるようにしましょう。
コンディション説明は、
最初に重要度の高いメッセージを入れましょう。
他の出品者より目を引くように
目立たせることも大事です。
写真の活用
中古の商品や特典に価値がある商品は、
写真があるとお客さんは安心して購入することができます。
買い物は誰も、余計な失敗をしたくないと思っているので
コンディションの説明とともに写真で状態がわかるように
撮ってあげると、買いやすくなりますし
返品やクレームなどもなくなります。
キレイに撮ることは大事ですが、
照明を利用して、擦り傷等を見えにくくするのは
違うので、趣旨を間違えないように
商品撮影をしてください。
キレイに早く撮り必要以上に時間をかけないようにしてください。
無在庫
ツールを使ってあるいはCSV出品登録を活用して
無在庫で販売する手法もあります。
空売り
売れるかどうかわからない商品を空売りして試してから
仕入れていくのも不良在庫を持たないようにする
販売の方法の一つです。
予約転売
発売日前にプレミアになり売れる商品も多いです。
価格が上がっている時点で売ってしまうのも
販売方法の一つです。
Amazon以外で売る
Amazonで販売することを固執する必要ないです。
他のプラットホームで高く売れるのであれば、
ヤフオク、ヤフーショッピング、楽天、メルカリ、ラクマなど
で相場を見て販売しましょう。
併売で在庫を早く売る
Amazonで売るとともに、他のプラットホームで同時に
在庫を捌いていくのは有効な売り方です。
大量仕入れをした商品で値下げの危険がある商品は
他のプラットホームでも在庫減らしをしていき
利益を確定させることが大事です。
買い取り
買い取りも同様に、トレンド指数を読んでくれる場所もあるので
高くなっている時期に買い取りに持ち込むのも良いです。
資金の回収もその場でできるので
仕入れの資金にまた当て込むことができます。
また物によってはAmazonで手数料を差っ引いたり
経費を全部引いたあとの利益と買い取り価格だと
あまり変わらない、買い取りの方がむしろ
利益が残る場合もあるため
買い取りサイトでの価格もチェックしましょう。
好条件を探して売る
ライバルが少ないカタログでしっかり売る
仕入れる商品はカタログが一つしかないのか
確認するようにしましょう。
商品名で検索すると複数のカタログがあるのか
調べることができます。
せどりすとプレミアムを利用していれば、
ツール上である程度教えてくれるので便利ですが、
店舗せどりをされている方はツールの投資もしっかりしておくといいでしょう。
手数料が少ないカタログで売る/利益の残るカタログで売る
カタログですが、本来のカテゴリーではなく、
手数料を安いカテゴリーで出品登録している商品もあります。
カテゴリーがどこの要られているのかも
見るようにしましょう。
同じ商品でも検索の関係などで
売れ行きが変わります。
売れているカタログや出品者の少ないカタログ等、
利益の出るカタログで商品を売るようにしましょう。
損切り
損切りもトータルで黒字化していくのに
大切な販売です。
すべての商品を損切りなしに
売り切るのは、せどりであっても難しいです。
なので、早くに損切りをして損害額を最小にして
売り切る選択も、
利益を最終的に多く残すのに必要なことです。
需要の合わせ売り
シーズン、イベントなどの時期になると、
突然に売れ行きが上がる商品があります。
販売時期もそれに合わせると、高く売ることができます。
Amazonの在庫が切れれば、プレミアになることが多いので
需要の上がる商品はリサーチをしっかりして
販売時期を合わせ仕入れ売りましょう。
供給の合わせ売り
シーズン商品は、どこもシーズンに合わせて
商品を揃えて売るので、
シーズンが終われば商品はなくなります。
しかしながら、Amazonには全国にお客さんがいるので
シーズン外の商品であっても一定の需要があります。
そのため、シーズンが外れたところで
商品を供給してあげると、高く売ることができます。
俺様価格売り
供給がほとんどない商品は、
高く販売することができます。
高い価格に不満なお客さんは買わないので
高くても欲しいお客さんは買うので
高くても売れるのであれば、
高く売り利益額を増やすべきです。
供給の少ない商品は高く売るようにしましょう。
価格を上げてから徐々に下げて
売れるところを探していけばいいです。
薄利多売
薄利な商品は仕入れたくないというのは、
もったないです。
薄利な商品であっても、多売できるのであれば
トータルの利益額を積み上げていくことができます。
薄利多売の注意点は値下りがないかどうか
そこだけ注意してください。
またできる限りリピートできるような商品であれば
薄利多売で仕入れるメリットがあります。
〆まとめ
商品に合わせて販売方法を選びましょう。
Amazonせどりは仕入れと同時に売ることも
頭に入れて戦略を立ててくださいね。