Amazonの知的財産権侵害（商標権侵害）の対処法と出品してはいけないメーカー・商品のまとめ

Amazonでは、出品してから数日後に、知的財産権侵害や商標権侵害で出品取り下げの連絡がいきなり来ることがあります。

出品登録できたのに、「販売してはいけない」とは一体どういうこと？

って思いますよね。

今回は、知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡を受けた時の対処法と知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡を受けないための予防策を解説します。

知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡を受けるメーカー・商品名についても詳しく紹介していきます。

この記事の概要

Amazonせどりにおける知的財産権侵害（商標権侵害）とは
Amazonまたはメーカーから知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡が来てしまった時の対処方法
Amazonまたはメーカーからメールで来る知的財産権侵害（商標権侵害）の内容
- Amazonからメールが来るパターン
- メーカーから直接来るパターン
Amazonまたはメーカーからメールで来る知的財産権侵害（商標権侵害）への謝罪文
- Amazonへの謝罪文テンプレート
- メーカーへの謝罪文テンプレート
問屋・卸で仕入れたのにメーカーから知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡が来た場合
Amazonセラーセントラルで「知的財産に関する苦情」をチェック
メーカーから知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡が来る商品の見分け方
知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡が来るメーカー（ブランド）・商品名の一覧
- 知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡が来るメーカー（ブランド）
- 知的財産権侵害（商標権侵害）で出品停止を求められる商品
定価販売するように連絡が来るメーカー・商品名の一覧
メーカーからの知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡が来やすいカテゴリーと商品の傾向
メーカーからの知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡を無視するとどうなる？
知的財産権侵害（商標権侵害）商品はどこで売る？
知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡がきた商品をAmazonで売る裏ワザ
〆まとめ

Amazonせどりにおける知的財産権侵害（商標権侵害）とは

まず、Amazonでは規約違反として知的財産権侵害について次のように説明しています。

“Amazonは他者の知的財産権を尊重します。出品者は、出品されている商品が適法であり、販売または再販が許可されていることや、著作権、特許、商標、肖像権などの知的財産権を侵害しないことを保証する責任があります。”

メーカーによっては、商品を直接卸していない・正規ルートで仕入れていない会社に自社の商品を勝手に売られたくないと思っています。

もし、不良品や偽物を売られてしまえば商標登録している自社のブランドが傷つきます。

そのため一部のメーカーは、販売を許可していない出品者を見つけると、「知的財産権（商標権）が侵害されている」とAmazonに申し立てを行います。

Amazonまたはメーカーから知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡が来てしまった時の対処方法

まず、すぐに該当商品の出品を止めましょう。

在庫管理画面で該当商品にチェックを入れ、「商品と出品を一括削除」を行って出品登録自体を残さないようにするのが望ましいです。

FBA倉庫に在庫がある場合は返送手続きを行ってから出品登録を削除し、Amazon及びメーカーへ謝罪のメールを送りましょう。

謝罪文の内容については、下の方でテンプレートを用意しているのでもし必要があれば使ってください。

Amazonまたはメーカーからメールで来る知的財産権侵害（商標権侵害）の内容

Amazonからメールが来るパターン

Amazonのアカウントスペシャリストからメールが来ます。

「直ちにアカウントを閉鎖させていただくことがあります」という文言は血の気が引きますね。

メーカーからではなく、Amazonから知的財産権侵害（商標権侵害）のメッセージが一定期間に連続して来た場合、容赦なくアカウント停止されます。

同じメーカーの出品物が他にある場合は出品登録ごと全て削除するとともに、他のメーカーでも知的財産権侵害がある出品物がないか確認しましょう。

現在は出品していなくても、過去に登録した知的財産権侵害の商品が「在庫管理」ページに残っていたら規約違反と判断されるので気をつけてください。

この記事の後半で、誤って知的財産権侵害（商標権侵害）の商品を仕入れないための方法を説明します。

メーカーから直接来るパターン

以上のようなメッセージが来たら、すぐに出品を取り下げてメーカーへ謝罪メッセージを返信しましょう。

謝罪文については下のテンプレートを参考にしてください。

Amazonまたはメーカーからメールで来る知的財産権侵害（商標権侵害）への謝罪文

知的財産権侵害（商標権侵害）の謝罪メッセージのテンプレートです。

Amazonへの謝罪文テンプレート

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アカウントスペシャリスト　ご担当者様

下記商品について、商標権侵害の申し立ての連絡をいただき、
誠に申し訳ございませんでした。

ASIN：〇〇　（商品名）
侵害の種類：商標権　
申し立て番号：〇〇〇〇

当該の商品については、
すでに在庫の返送手続きをさせていただいております。

以後、このようなことがないように確認に徹することを
お約束します。

この度は、誠に申し訳ございませんでした。

名前

—————————————————————–

メーカーへの謝罪文テンプレート

—————————————————————–

◯◯株式会社　◯◯様

Amazonで出店している◯◯の◯◯と申します。

この度は、御社の商品に商標権があることを理解せず
Amazon様で出品しておりましたこと、
誠に申し訳ございませんでした。

商品は、すでに出品停止し、Amazon様にて
破棄の手続きを行いました。

二度と御社の商品を勝手に出品し販売することは
致しません。

この度は、ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんでした。

名前

—————————————————————-

問屋・卸で仕入れたのにメーカーから知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡が来た場合

問屋や卸から商品を仕入れているにも関わらず、メーカーから知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡が来る場合もあります。

その場合は、メーカーにメールもしくは電話で仕入先である問屋・卸の会社名を伝えて、Amazonで販売する許可をもらいましょう。

もしメーカーがAmazon側にも知的財産権侵害の申し立てを行っていた場合は、取り下げてもらうようにお願いすることを忘れないでください。

Amazonセラーセントラルで「知的財産に関する苦情」をチェック

Amazonセラーセントラルでアカウントの知的財産権に関するクレームをAmazonに申告されているか確認しましょう。

Amazonセラーセントラルに入り、パフォーマンスタブ内にある「アカウント健全性」を押しましょう。

メーカーからAmazonに申し立てがあれば、「知的財産権に関する苦情」がカウントされます。
内容を確認して、もし正規ルートで仕入れた商品であれば、メーカーに説明して申し立てを取り下げてもらいましょう。

メーカーから知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡が来る商品の見分け方

相場が不安定

価格が安定していない商品は危ないです。

Amazon商品ページの出品者一覧

出品者一覧とコンディション説明欄を見て、「メーカーが公式として販売している」かつ「出品者が少ない」商品は、知的財産権侵害（商標権侵害）にあたる商品であることが多いので仕入れないようにしましょう。

販売業者が法人だけ

出品者名やコンディション説明欄を見てもメーカーと思われる出品者がいないにもかかわらず、Keepaのグラフの動きがどうもおかしいといった場合は、出品者情報を確認しましょう。

出品者情報の販売業者が法人ばかりの商品は怪しいです。

その法人名をGoogle検索して、メーカーの関連会社であれば売れない商品だと判別できます。

急に出品者が減った商品

「たった1日で出品者が大幅に減る」のを何回か繰り返している商品も危険です。

これはメーカーやAmazonから知的財産権侵害の連絡が出品者に来たことによる影響か、もしくはAmazonが強制的に出品停止したと考えられます。

出品者が継続して1店舗だけ

Keepaのグラフを見て出品者が長い期間1店舗だけの商品は、知的財産権侵害にあたる商品の可能性が高いです。

出品者情報を見て販売業者をGoogleで検索しましょう。

メーカーもしくはメーカーと繋がりのある関連会社であれば販売はやめましょう。

代理店だけが販売

出品者一覧を見ると、代理店だけが販売している商品もありますが、これも怪しいです。

コンディション説明欄には「正規取扱店」「正規代理店」「正規品」といった記載があります。

ただし、メーカーから許可をもらえたら販売できる可能性が高い商品なので、メーカーに商品を卸してもらえないかメールで聞いてみましょう。

メルカリ・ラクマ・ヤフオク出品者の出品物一覧

Amazonせどりをしている出品者が知的財産権侵害によってAmazonで売れなくなった商品は、メルカリ・ラクマ・ヤフオクなどのフリマサイトで処分していることが多いです。

知的財産権侵害の商品を見つけたら、フリマサイトでその商品を検索してみましょう。

そして、その商品を出品している出品者の出品物一覧を見ます。

同じ商品を何回も販売している出品者がいた場合は、Amazonで売れない商品をさばいていると考えられるので、他のメーカーの商品も見てみましょう。

そのメーカーの商品もAmazonでは売れない商品かもしれないと予想できます。

知的財産権侵害の商品はリストとしてきちんと残しておきましょう。

商標権侵害を確認できるサイト

商標権を申請をしているかを確認できるサイトがあります。

特許情報プラットフォーム（J-PlatPat）

ただし、商標権の申請をしていない会社はほとんどありません。

知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡が来るメーカー（ブランド）・商品名の一覧

知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡が来るメーカーと商品名を一部ですが紹介します。

知的財産権侵害（商標権侵害）の連絡が来るメーカー（ブランド）

100% Pure New Zealand Honey
AQUA BEAUTY
ARSOA
BeANCA
Beauty Trend Factory
Bella Pelle
BELLARE
b-flora
BIHAKU
BODY CUSTOM
BodyLike
BUBKA
CALOBYE+(カロバイプラス)
cellnote BV LINE GEL
CoCoRo株式会社
Contribution
CRUSAVON(クリュサボン)
CUTE ME (アクセスメディア)
DMJえがお生活
DMK
Dr.Onishi Cosmeceutical
DUO
Ｅ！Ｃｈｏｉｃｅ
ＥＣスタジオ(オデコマート/E!Coice)
ECホールディングス
ERUFLE
ESS
est(エスト)
FABIUS
ＦＡＢＩＵＳ
G&Fu株式会社
haru
ＫＳＴジャパン
La Roche-Posay(ラロッシュポゼ)
Max　Factor
menina joue（メニーナジュー）
MODERE モデーア
NOCOR（ノコア）
NULLA　ヌーラ
ODECO.MART　ECスタジオ
pupustore
Re.B5 ホルミー
RERUJU　リルジュ
SP-18
SS研究会
STELLA
SUPALIV　スパリブ
synergy worldwide Japan
Syunbiso
TBC
TESARAN
ＴＫＳ株式会社
TOCCA(トッカ)
VARITAIN
アークメディカル
アートネイチャー
あいび
アイラーレ　ITS合同会社
アウェイク(AWAKE)
アカラン
アキュエラ
アクアフューチャースキン
アグリ生活
アシストバルール
アスクレピオス
アスクレピオス製薬
アスミール
アスロング
アダムアンドイヴ
アデランス
アユーラ
アラミスラボシリーズ (LAB SERIES)
アルバニア
アルマード
アルモニベルツ(HARMONIE VERTE)
アロベビー
アンファー株式会社
アンプルール
イーシェーブ(eShave)
イースペシャル
イオスコーポレーション
イオン化粧品
イサヴェル
イッティ
イプサ(IPSA)
イマジン・グローバル・ケア
イミダペプチド
インカの秘密
ヴィトックス
ウェルヴィーナス
ヴェレダ
ウェン[Wen]
ヴェントゥーノ
エイベックスビューティ
エースインターナショナルジャパン
えがお
エクシードジャパン
エコアライブ
エスケーツー
エスケーツー(SK-Ⅱ)
エスロッソ
エバーライフ
エミネット
エルバビーバ
オージオ化粧品
お茶村
カダソン
株式会社生活総合サービス
カラオケボイスドリンク
カラダハッピー
カルシウム加工食品
キーリー
キッコーマンニュートリケア・ジャパン
キューサイ
キユーピーヒアロモイスチャー
キレイ・デ・プラセンタ
クイーンズスリム
クオニス　Quanis
くみん本舗
クラヴィス
クラウドモール
グリッターイノベーション
コニフ
ザ・ランドレス(THE LAUNDRESS)
さくらの森
シーエスシー
シーオーメディカル
ジーニー
シグナリフト
シシュテック
シックコーポレーション
ジャパンベストヘルス株式会社
シャリオン
ジュリーク(Jurlique)
ジョイフル
ジョンマスターオーガニック(john masters organics)
しろ彩
シンゲンメディカル
シンピュルテ(Sinn Purete)
すこやか工房
ステラ
ステラ漢方
ストリートレンド
スパトリート
スムージー
スリーエーライフ
ぜいたくレッドスムージー
ゼルタイン
ゼルナリン
ゼロファクター
ゼロプラス
ソーシード
たかの由梨
タヒチアンノニインク/モリンダワールドワイドインク
チャップアップ
チュラコス
ツバキ薬粧
ていねい通販
ディノス・セシール
デリーモ
デルメッド
トゥースメディカルホワイトEX
トゥルフィット&ヒル(TRUEFITT&HILL)
ドクター・フトレマックス
ドクターエア
ドクターシーラボ
ドクターズチョイス
なかきれい酵素
ナチュラルガーデン
ナチュラルサイエンス
ナノインパクト
ナビジョン
ニュースキン nu skin
ネイチャーシード
ネクストシーク
ノービレ1942(NOBILE1942)
ハーバライフ
ハーブアブソリュート
ハイ・ゲンキ
バイオテック
はぐくみプラス
バッサ
パティショップ
ビ・マジーク
ビーエムシー
ビーグレン
ビーバンジョア
ビオメディ　BioMedi
ピカイチ
ヒゴワン
ビゼント
ビタブリッドC
ビタブリッドジャパン
ヒマラヤ
ピュア・メディカル
ファーマフーズ
ファスティングライフ株式会社
ファストザイム
ファビウス
ファンエイド
ファンケル
ファンファレ
フィトメール(PHYTOMER)
フォーマルクライン
ふくふく本舗
フジッコ
フューチャーラボ
プラスキレイ
ふれあい生活館ヤマノ
プロアクティブ
フローラ
フローレス化粧品株式会社
プロキオン
プログレ
フロムココロ
ヘルスアップ
ベルタ
ベルダ
ペンハリガン(PENHALIGON’S)
ホコニコ
ポリシー化粧品
マイケア
マイナチュレ
マキアレイベル
マジョール
マックスファクター
ママニック
マユライズ
マリアンナ
ミムラ　MIMURA
ミューレ(MUHLE)
ミュゼ　コスメ
メガキュア　
めっちゃぜいたくフルーツ青汁
メディアハーツ
メディプラス
モデーア
モデーアジャパン合同会社
モリンダ
モンゴ流
やずや
ユーグレナ
ユーピーエス
ラシュモ　ITS合同会社
ラッシャーマン
ラルチザンパフューム(L’Artisan Parfumeur)
ランセ(RANCE)
ランフォルセ
リ・ダーマラボ
リアルネット
リアルビューティーケア
リアルヘルスケア
リバイタラッシュ REVITALASH
リバイブラッシュ(Revive Lash)
リプロスキン
リボーテ
リルモア
ルイスヴァージウエルネス
ルナソル
ルミナスホワイト
ロクシタン(L’OCCITANE)
わかさ生活
花菜
快朝酵素プラス酵母
株式会社ニューアクション
株式会社美彩
株式会社Global Style Japan
株式会社ZERO PLUS
株式会社アイピー
株式会社クロレラサプライ
株式会社コレクト
株式会社スピック
株式会社トライアングル
株式会社ハーブ健康本舗
株式会社ビーエムコーポレーション
株式会社プログレ
株式会社プロバイオテック
漢方生薬研究所
関西鉄工株式会社
亀山堂
京都やまちや
金氏高麗人参
銀座ステファニー
原沢製薬工業
山田養蜂場
自然食研
自然派化粧品
自然派研究所
守り髪
水橋保寿堂製薬
整菌ラボ
西原健康生活研究所
千年酵素
太田胃散
大塚製薬
日本サプリメントフーズ
日本第一製薬
発酵生活
美建コーポレーション
美巣
美的TOWN
美的タウン
豊潤サジー
北の快適工房
万田酵素
味の素
野草酵素
薬院オーガニック
薬日本堂
悠悠館
鈴木ハーブ研究所
糀肌