副業である程度収入が増えてくると
「独立」の2文字が浮かぶでしょう。

独立をすれば時間も働き方も
圧倒的に自由になります

 

毎日長い時間かけて
通勤することもありません。

気の合わない同僚や上司の顔色を
窺う必要もありません。

休みたいときは
仕事を調整して休むことができます。

 

独立は個人的には大歓迎です。

 

ですが、何も考えず「やっていけそう」
というだけで独立するつもりなら
待ってもらいたいです。

見切り発車では独立しても
すぐに事業は立ち行かなくなるでしょう。

 

独立するには独立できるだけの
根拠を持たなくてはいけません。

またその後にかかってくる費用も
把握しておかなくてはなりません。

 

本記事ではそんなせどらーさんの
独立の目安と注意点について
解説します。

 

せどりで独立するにあたって

先日、
これからの日本の未来を映す
衝撃的なNEWSがありました。

それは、

大企業が副業を解禁し
後押ししている報道です。

 

大企業が副業支援

 

副業支援の企業一覧

これはいったい何を意味するのか?

厚生労働省が今年2018年1月に
「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を
作成しました。

何がどう変わったかと言うと、

「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という
規定を削除しました。

 

つまり、国単位で
「副業を認めるべき」と言う
方針に切り替えたんです。

 

なぜ、副業を推進せざるを
得なくなったのか

あなたはわかりますか?

 

人生100年時代に突入しているからです。

 

人生100年時代の
定年退職後の生活が

大企業の給与でさえも
まかなえないと考えているのです。

 

国も人生100年時代の
高齢者に対して

今までと同じように
年金を支給続ける財源を確保できないと
思っているのです。

 

給料もボーナスも増えないこの世の中。

大企業でさえも
副業を後押しする中

会社の給与だけで
自由で豊かな暮らしは

現実から見て
あまり期待できません。

あなたの将来は

あなたの会社にいる、
上司や先輩を知れば、

簡単に
あなたの延長線上の
未来が想像できます。

 

客観的に自分の将来を想像して
あなたはどんな未来が見えますか?

 

もし未来がないと思われたのなら、
副業からせどりをはじめて
稼いで

独立のことを意識したうえで
せどりを取り組まれることを
すすめます。

 

僕が言えることは
会社にいて
どんなに頑張っても

この先も、
給料は上がることは
誰にもわからないということです。

 

つまり、決定権はあなたにないのです。
他人が決めることなのです。

 

その点せどりは
あなたが
やったらやっただけ成果が出ます。

サラリーマン時代以上の収入も、
ストレスフリーな生活も期待できます。

 

だから、僕は
せどりで独立を目指そうと
されている方は

大歓迎しています。

 

ただ、土台も根拠もなく安易に
せどりで独立することは
推奨はしていないです。

甘い期待だけで
独立してしまうとその後生活や

人生設計が
崩れてしまうかもしれないからです。

 

せどりで独立したのはいいものの
数年後に、

早い場合には半年以内で

せどりを廃業し、
サラリーマンに戻ってしまう人も
いることを聞きます。

サラリーマンに戻れるならまだましで、
一度会社を辞めたらそのまま
正社員に戻れない人もいるようです。

そうなると、立て直しが
難しくなります。

なので、独立を考えている人は、
これからお話しする

せどりの独立の基準の目安に
自分が沿っているかを
チェックしてみてください。

 

せどりで独立の目安となる売上と利益

独立するために必要なものは
極端なことを言えばたった二つです。

「覚悟」と「収入」。

 

まずは覚悟。

せどらーは自営業、事業主です。

今までの雇用される立場から
自分ひとりでなんでも責任を負う
自己責任の立場となります。

そのため、今までのように会社が
なんでもやってくれていた時と違います。

 

日々の収支計算、確定申告、
税金納付、保険の手続きに支払い
雇用すればスタッフの教育に勤怠管理や
給付計算。源泉徴収の作成。

健康上のリスク。
ビジネスのリスク。など

全てを自分ひとりで負います。

 

会社から自由になるということは
それまでなかった別の
責任を全て自分で追うことになります。

縛られなくなる代わりに
庇護も得られなくなるのです。

 

「会社嫌だなあ…辞めたいなあ…」
「人間関係疲れたな…」
などという

「逃げの気持ち」では
独立をやっていけません。

 

そうではなく、
「独立したい」
「自分ひとりでやっていく」

このような確固たる信念、
攻めの思考で独立しましょう。

 

精神論も重要ですが、
ある程度の備えも必要です。
つまり、お金です。

人間、お金がないと
生きていくことはできません。

 

生活するのもせどりを続けるのも
すべてお金があってこそです。

会社員を辞めた次の月から
安定した収入がなくなります。

だから、独立したら、
絶対に生活が
困らないようにしないといけません。

なので、ある程度確実に
せどりで収入を生み出す仕組みと、

何があっても大丈夫なくらいの
貯蓄ができてから独立しましょう。

 

原則は「収入>支出」。

 

この場合の支出とは
生活費のことです。

収入より生活費が上回っている状態で
独立なんて言語道断です。
話にもなりません。

また、少しくらい上回っている
程度でも
独立はすすめません。

 

自営業というのは
何かと思わぬ出費があるものですし

あなたがAmazonせどりだけでしか
稼げないのであれば
安心はできないからです。

 

Amazonの仕様が変われば
ばったり
収入が0になってしまうからです。

なので、せどりの独立は
最低でも生活費の3倍の収入が

平均して稼げるようになるまでは
考えましょう。

 

それと、たまたま3カ月連続で
売り上げが良かったからと言って
皮算用をしないでください。

あなたの生活費が20万円なら
毎月60万円の利益は必須です。

これを何があっても
維持できるかどうか。

これを数カ月平均して
稼げるようになれば

独立の一つの目安になります。

 

もちろん売上じゃなく
利益です。

 

純利益で生活費の3倍です。

60万円の場合、利益率が20%なら
月商300万円は
必要ということになります。

そこから、実質利益としては
経費、雑費、所得税や
保険料なども引かないといけないので

前の数字より売上を上げなくては
いけないです。

 

これらも計算してみて、
ちゃんと希望の金額が残るかどうか
しっかり計算しましょう。

 

会社員の時は、
給与は所得税や保険を引かれた額なので

そのまま手取りとしての
収入でわかりやすいですが

自営業は違います。

税金や所得税の金額は
売上をあげ利益を手にしたタイミングでは

まだ支払いはなく
支払いがあとになるので
勘違いしやすいです。

 

後は貯金です。

独立直後に
健康を崩して入院は、
自営業者でのあるあるなので
(自分の会社の同僚もそうでした。)

そのため、万が一独立直後に
何かあってもいいように

最低限の貯蓄はしておいてください。

 

生活費の4倍程度あれば
とりあえずはなにかあっても
対処できるかと思います。

 

独立後にかかってくるお金

意外とわかっていないのが、
独立後のお金。

サラリーマンと同じ感覚でいると
独立後の出費の多さに
驚いてしまいます。

 

ここでは独立後にかかる
費用を解説します。

独立後には主に
以下の出費が増えます。

・生活費
・国民保険(雇用保険)
・国民年金(厚生年金)
・住民税や所得税
・初期投資
・せどりの経費

これらの経費が実際にかかってきます。

 

一つずつ見ていきましょう。

 

・生活費

当然ですが
生活費がかかってきます。

副業の時と違って、
純利益の中から
生活費を捻出する必要があります。

今までのように
「せどり資金=仕入れに使えるお金」
だけではなくなります。

・国民保険と国民年金

今までは会社が給料天引きで
払っていた保険や年金も
自分で払うことになります。

特に厚生年金は半分を
会社が負担していたはずなので、
自分で払う場合、単純計算で倍です。

 

法人化したり、あるいは収入が上がれば
節税対策で
事業用の保険に加入しましょう。

 

保険については
税理士さんに相談することを
推奨します。

自分で調べて計算などは
時間を無駄に浪費するので
お金のことはプロに任せましょう。

 

・住民税や所得税

辞めたその年は関係ありませんが、
翌年から住民税や所得税も確定申告で
計算して自分で納めることになります。

今まで天引きで
納めていたこれらのお金。

自分で払うことになったとたんに
計算していなくて、

捻出できなくなる
計画性のない事業者も多いようです。
*税理士さんに頼んでおけば
 随時ある程度の数字は事前に読めます。
 税理士さんにかける費用をケチると
 毎月試算表や損益に貸借を作成してもらえないので
 数字を読むのは難しいでしょう。

 

・初期投資

せどりを始めるための
初期投資も必要です。

人によっては副業でやっていたので
そこまで必要ないかもしれません。

 

しかし、本業にするにあたって
追加投資が必要になるかもしれません。

・車を大きいものに変えるとか。
・パソコンを新調するとか。
・事務所を借りる場合とか。
・人を雇うとか。
・外注さんに依頼するとか。

内容によっては結構大きな額のお金が
必要になることはあります。

・せどりの経費

店舗せどりなら、
ガソリン代が移動する分増えます。

仕入れ量が増えれば、
梱包材代や雑費もかかってきます。

 

その他にも、新しいツール代を導入したりや
会計ソフトの料金、せどりに関する
ノウハウを購入したりだとか

本業を機に
これらの経費も上がります。

特に固定費の出費が
増える傾向にあるので、
計算は事前にしっかりとしておきましょう。

独立にあたって注意するべき点

独立後には今まで
予想もしなかったようなことが
いくつも起きます。

そのなかで
特に多くの人が困ることになる
注意点を解説します。

 

・お金の住み分けができなくなる
・焦りからリサーチ精度が低くなる
・雑務がとにかく増える
・経理も自分でやる必要がある

 

・お金の住み分けができなくなる

今までは「せどりの事業資金」
「本業の給料」というようにお金を
分けていた方がほとんどだと思います。

ここをごっちゃにするようでは
そもそも経営者として

ありえない話です。

 

しかし独立後は問答無用で
この2つの垣根がなくなります。

純利益は生活費であり、
運転資金でもあります。

今まではせどりと本業、
2つの収入源に対して運転資金と
生活費の2種類の支出でした。

そのため、住み分けも
難しくありませんでした。

 

しかし独立後は
「1つの収入源」に対して
「2種類の支出」になるのです。

もちろん帳簿上は
しっかりと分けなければいけませんよ。

・焦りからリサーチ精度が低くなる

1つの収入源に対して
生活費と運転資金を
捻出しなければいけない。

この焦りから、
副業でやっていた時よりも
仕入れの精度が落ちる方がいます。

 

副業の時は絶対に仕入れなかった
微妙な利益率の商品を焦って仕入れる。

そしてそれが赤字在庫化してまた焦る。

 

この悪循環で事業が急速に悪化して
せどり廃業、となる方も
少なくありません。

見切り発車で独立したせどらーは
このようなパターンに
陥ることがあります。

ですが、生活費の3倍の利益を
出せていれば焦る心配はありません。

・雑務がとにかく増える

独立するとやることが急激に増えます。

自分ひとりでも経理やら
リサーチやら書類やらなんやら…
頭を抱えてしまいます。

 

人を雇ったりすると
それはそれで別に

最初は
さらにやることが増えます。

育つまでの教育、マニュアル作成、
給与計算、年末調整、保険手続き…

慣れてくればある程度
パパッとできるようになります。

 

しかし最初のうちは
間違いなく
はじめのことにアタフタするでしょう。

・経理も自分でやる

そして最大の難関が経理です。

今までは会社が給与計算から
年末調整、税金の支払いや
所得の計算などすべてやってくれました。

 

しかし独立後はすべて
自分ひとりでやる必要があります。

自分のことだけじゃありません。

事業の売り上げや支出、経費の計上。
純利益と月末在庫の把握など。

一日が48時間あっても
足りないくらい忙しくなります。

 

規模や利益によりますが、
できればこの辺の経理は税理士と契約して
丸投げしたほうがいいでしょう。
*丸投げできないのであれば
 まだ独立しない方が良いです。
 まずはそこまで副業の間で
 売上/利益を上げれるように
 しておきましょう。

税理士と契約すればこの辺の作業は
すべて任せっぱなしでも
問題ありません。

空いた時間を
ビジネスに集中させましょう。

 

独立後、起業家として考えておくべきこと

独立したらせどりに注力しても
構いませんが、

同時に事業に保険を
かけておかないといけません。

 

せどりというのはAmazonを
はじめとする
プラットフォーム依存型のビジネスです。

 

つまりAmazonがなくなったり
手数料を上げたりなど

転売屋を弾くような変更をされたら
収入が途絶えます。

さすがにAmazonがつぶれる、
ということはあまり可能性として
高くはないでしょう。

 

しかし、その他にも、
偽物商品を仕入れてしまったりや

商標権侵害を多数行ってしまったりや
Amazonのルールに反してしまったりなど

思わぬところで
あなたのアカウントが
閉鎖される可能性はあります。

 

アカウントが閉鎖されれば
当然せどり事業を存続させることが
できなくなる可能性があります。

 

そうなった時に
生活が困窮しないように

独立をしたら、

Amazon以外のキャッシュポイントを
作っていくようにようにしましょう。

例えば、

メルカリやヤフオクに販路を作る。
ヤフーショッピングや楽天に販路を作る。

あるいは輸入やメーカーや問屋仕入れを
取り入れて自社サイトを作るなど

このような仕組みを
作っていくと

他人に振り回されないように
なります。

 

万が一Amazonの
アカウントが閉鎖されても被害を
最小限に抑えることができます。

 

また、せどりとは別の事業を
考えておくのもいいでしょう。

今までの経験を生かした
アフィリエイトや
情報商材でもいいでしょう。

 

あるいは実ビジネスなどでの
コンサルタントに
移行してもいいでしょう。

 

規模は小さくてもいいのです。
まずはノウハウを積み
スキルを磨いていくことです。

せどり以外の事業を
多角経営化、展開し
廃業リスクを下げましょう。

〆まとめ

独立に必要なものは
「覚悟」と「収入」と書きました。

しかしやはり最終的に
自分の独立を支えるものは
覚悟、気持ちです。

 

長々と説明しましたが、
僕自身はどうだったかと言うと

副業時代に
収入源を作ったわけではないですし
貯金もあったわけではありません。

 

だけれでも、
ビジネスをして
稼ぐことができました。

 

だから、一番大事なのは
覚悟、気持ちです。

気持ちが折れなければ
多少お金に困るくらいでは

事業はつぶれませんし
お金は十分に稼ぐことができます。

 

しかし気持ちが折れてしまうと
お金が多少あったくらいでは
カバーできません。

独立というのは精神的に
不安で心細いです。

マイナスになると
余計な考えが頭を支配し
行動を取りづらくなってきます。

 

そんなときも
強い決意と気持ちがあれば
大抵のことは乗り越えられます。

 

独立をして稼ぎ続けるには、

 

進化する気持ちを持ち続けられるか。

これに尽きると思います。

 

独立を検討している方は
今一度この気持ちが自分にあるか
よく考えてください。