せどりを始めたばかりだと、
どうやって正確に利益計算すればいいのか
わからないですよね?
Amazonに支払う手数料、配送料、
ダンボール代、ガゾリン代、その他経費、
仕入れ値以外に何を引けば
手元にちゃんと利益が残るのか、
僕がせどりを始めた当初、これで合っているのかと
不安でした。
そんな方のために、せどりで稼ぐための
利益計算についてお伝えします。
この記事の概要
せどりで商品を仕入れて稼ぐための粗利計算をするためのアプリORツール
利益計算をするうえにおいて、仕入れ値以外に
Amazonの手数料を引かないといけません。
手数料は販売値に対して計算されるので、
まずいくらで売るのか金額を出しましょう。
販売値の出し方は、モノレートです。
モノレートで相場を読んで、
売れる値段を決定します。
売値を決めたら、
Amazon手数料を計算します。
Amazon手数料の計算は、
・FBAシュレーター
・検索リサーチツール
・Amazonセラーセントラルのアプリ
で調べることができます。
店舗せどりの場合は、
検索リサーチツールに基本は頼ればいいです。
正確に知りたい時は、
FBAシュレーターか、Amazonセラーセントラルの
アプリかAmafeeサイトで調べてください。
検索リサーチツールについては、
設定をしていないと、利益算出ができないので
注意してください。
店舗せどり用の検索リサーチツールは、
になります。
それ以外のツールは利用しなくて良いです。
せどりすと(検索アプリ)での利益算出
せどりすとなど検索リサーチツールの
設定をすれば、
粗利のところの金額とリサーチ元の金額とを
見て、利益算出をすることができます。
例えば、家電量販店で以下の商品が9000円で
販売されていたら、
11942円(ツール上の粗利金額)-9000=2942円
利益が2942円となります。
ツールの設定で、FBAに送る配送料の平均額は
いくらにするか、
月間在庫保管料を何ヶ月に設定するか、
税金を省くなど考慮にして利益計算ができます。
FBAシミュレーターでの利益算出
手数料のみを正確に出したい方は、
AmazonセラーセントラルアプリかFBAシュレーターを
使いましょう。
出したい商品ページのASINを貼り付けるようにしてください。
ASINは、Amazonカタログの下の方にあるので
それをコピーすれば良いです。
あるいはモノレートページからコピーしましょう。
FBAシュレーターにASINを貼り付けてください。
検索すると、その商品のシュレーターが表示されます。
FBAの場合
右側の入力欄を利用してください。
商品代金のところに、
販売したい金額を入力してください。
商品原価とAmazonへの納品に関しては、
入力は特に不要です。
入力するとその金額に合わせて
計算がされます。
4081円が損益分岐点になります。
なので、この商品が3000円で仕入れたのであれば、
1081円が利益になります。
ただし、ここからAmazon倉庫までの費用を
引かないといけません。
Amazon倉庫までの配送料の計算ですが、
その商品を送るにあたっての
だいたいの1品あたりの送料の平均額を計算してください。
例えば、Amazon倉庫に送るのに、
1箱1000円かかったのであれば、
その箱に納品した総個数で割って
金額を出します。
1箱1000円で30商品入ったのであれば、
1品あたりの配送料の負担は、約33円です。
この金額を差し引きしないといけません。
またダンボール箱を有料で買っている場合も
足して、入れた個数で割る1品あたりのコストを
算出します。
自己発送の場合
FBAの時と同じように、商品代金に
販売する金額を入力します。
純利益が4500円に、お客さんに配送する費用を
差し引いた金額損益分岐点になります。
なので、全国平均1000円で配送することができるのであれば、
3500円が損益分岐点になり、
商品の仕入れ値の金額が2000円であれば、
3500-2000=1500円の利益ということになります。
配送にあたってダンボールなど有料で利用している場合は、
費用になるので、引かないといけません。
Amazonセラーセントラルでのアプリでの利益算出
Amazonから出荷はFBAでの販売の場合に使用してください。
最低価格新品のところに、
モノレートで判断した売れる相場価格で入力しましょう。
あとは、Amazonへの納品までにかかる
FBAでの1品あたりにかかる配送コストと
仕入れ原価の欄を入力すると、
利益を計算できます。
自己出品の場合は、出品者から出荷を押してください。
お客様のところに配送するコストを購入者へ出荷の欄に
金額入力し、
仕入原価の欄に金額を入れたら利益計算できます。
自己発送での配送コストの計算は、
北海道、沖縄で売れた時のコストで計算しておくか
一番多く配送する地域のところで
計算しておくかにしておくといいでしょう。
初心者の方は、北海道、沖縄での一番配送料が高い
コストで計算しておいてもいいかもしれません。
電脳せどらーの利益計算ツール
電脳せどりの方は、FBAシミュレーターを利用するのが
正確でかつ早いです。
クロームツールのAmazon FBA Calculator Widgetを追加すると、
AmazonページからワンボタンでFBAシミュレーターに飛べるので
オススメです。
URLの拡張ツールを入れた箇所に下記のようなアイコンが出ますので
Amazonページで押してください。
そうすると、asinを入れた状態で
FBAシュレーターに飛んでくれるので
便利ですよ。
せどりで商品を仕入れて稼ぐためのカテゴリー手数料表
大口と小口の費用
販売手数料
カテゴリー成約料
利益計算に大事なFBAサイズと配送先場所と配送料
FBAでの販売の場合、FBAへ送るまでの
料金を把握しておきましょう。
箱のサイズや送る場所によって配送料は変わります。
また小型/標準と大型は送り先が違うので、
注意してください。一緒に入れて送ることはできません。
なので、サイズによって入る量も変わってくるので、
1品あたりの配送コストも変わってくるので
ある程度の計算をしておかないと
利益計算ができます。特に薄利な商品をせどりする時は
きっちり確認するようにしましょう。
サイズの大きい商品は配送コストが大きくなるし
月間保管料も高いので
利益計算時には、辛めに判定するようにしてくださいね。
せどりで商品を仕入れて稼ぐための粗利計算式
ここで利益算出の式をまとめておきます。
利益=Amazon販売金額-販売金額に応じた手数料-カテゴリー成約料(書籍、ミュージック、DVD、ビデオ)
-1品あたりの配送料のコスト-1品あたりのダンボールのコスト-高速代及びガソリン代
で仕入れについての利益計算をしておくと良いです。
あとは、月単位でツール代、大口の利用料など他にせどりで
固定費として、お金がかかっているものがあれば
利益額より引いて、利益がちゃんと出ているのかを
把握するようにしましょう。
〆まとめ
利益計算をしっかり頭に入れて、
仕入れを行いましょう。
FBAを利用する場合は、月間保管料がかかってきます。
売れるまでずっとかかってくるものなので、
月間保管料が高い商品でかつ売れる時期が遅いと、
利益を飛ばすことがあります。
また配送料のコストやダンボール代、ガソリン代や高速代など
も含めないと、ほんとに儲けたのか儲けていないのか
わからないので、
仕入れの利益計算にはしっかり当て込むようにしてくださいね。