あなたは【せどり】という
言葉を聞いたことがありますか?

 

本やCD、おもちゃ、家電、アパレル
サプリ、化粧品、フィギュア、などを転売して
利益を得る方法です。

 

会社員や主婦の方の副業として
非常に人気があります。

それはわずかな資金と、
スキマ時間でできる手軽さ、

さらにローリスクと副業には
うってつけの商売だからです。

 

せどりというのは、
ネットビジネスの基本ともいえる手法です。

 

ネットで副業をする方は
大体このせどりからネットビジネスや
商売の基本を学びます。

せどりにはネットビジネスや
実際のビジネスにも必要な要素が
すべて詰まっているからです。

 

今回はそんな商売の基本中の基本である
せどりについて、仕組みや
その由来などをご紹介します。

 

せどりとはなにか?

せどりというのは、一言で言うと、

店舗Aから仕入れた商品に
利ザヤ(利益)を上乗せして
店舗Bで販売する方法です。

 

現代では『転売』とも呼ばれます。

 

主に本やCDやDVD、ゲームといった
パッケージのある商品の売買を指しましたが

現在では商品に限らず
転売全般を指すこともあります。

このせどり、通常ひらがな表記ですが、
漢字で書くと『背取り』『競取り』といった
漢字が当てられます。

 

これはCDやDVDの背表紙を見て抜き取る
『背取り』から来ているという説や

競合相手を出し抜いて
利益の出そうな商品を取る
『競取る』からきているとも言われています。

 

ネットが発達し、
CtoCビジネス(個人間売買)の場所が

増えたことから
手軽な副業として急速に広がりました。

 

資金やスペースが少なくとも
始められるので
会社員の副業に最適です。

 

必要なのは多少の仕入れ代金と知識のみです。
仕入れ代は少額でも構いません。

 

一例として私の場合、
少額の元手から始めましたが

初月からサラリーマンの給料を
上回りました。
(60数万円稼ぎました!)

商品の知識が幅広くあれば言うことありませんが、
まずは自分が得意とする分野の
知識があれば大丈夫です。
(なくても別に稼げます。)

 

様々な店舗を巡り、
相場より安く販売している商品を探し、
適正な相場で売れる場所で販売します。

 

せどりにリスクはある?

せどりの仕入れ先は実店舗だけでなく、
フリマアプリやオークション、
実際のフリマなど様々です。

 

販売先はAmazonやフリマアプリ、
オークションサイトなどで
主に個人へ販売します。

 

実店舗への売却で
利益が見込めることはあまりないためです。

 

せどりはリスクの少ない副業です。
唯一のリスクは仕入れたものが売れ残って
在庫を抱えることだけです。

仕入れの際の目利きさえ間違えなければ
売れ残ることはあまりなく
リスクはほとんどありません。

 

販売の仕方を間違えている場合なども
売れ残る可能性がありますが、
修正して売ればいいだけです。

 

いずれにしても他の人気副業の代表格である
株式投資や為替と違って
資金以上に損することはありません。

最悪の状況でも
『仕入れた物』という資産が残る
せどりはローリスクな副業です。

 

せどりは古くからあった?せどりの由来とは

そんなせどりですが、
由来を遡ると意外と古くからある言葉です。
一番古いものでは1936年の辞典に載っています。

 

本来は『糶取』という
とても難しい字を書きます。

 

『糶(ちょう、せり、うりよね)』
という漢字は元々、

『米を売りに出す』という意味らしく、
米行商の事を指していたそうです。

 

そこから多くのものの中から選び出して
売ることを『糶取る』と言ったそうです。

 

それがやがて書店同士の
売買の仲介を行っていた仲介業者を
指すようになりました。

近年では中古本を扱うお店が増えて
個人が転売を行うようになった際に

背表紙を見て商品を棚から抜き取る様子から
『背取り』と呼ばれるようになっていきました。

 

今では
転売ビジネス全般を指してせどりと
呼ぶことが多いです。

 

ちなみに、ネットを使って
せどりをすることを
『電脳せどり』と言います。

 

〆まとめ

なぜ副業を始める人が
せどりから始めるのか。

【安く買って、高く売る】
本当に当たり前の、
商売の大前提を教えてくれるからです。

 

必要なものは少々の資金と
自分の知識のみ。

 

昔のように行商に出る必要はありません。
ネットが全ての役割を担ってくれます。

 

ローリスク、ハイリターンのせどりは
これからも人気の副業であることは
間違いないです。