PA-APIの利用制限がついに始まる！せどりツールが全く使えなくなる可能性も…

Product Advertising API (PA-API）の利用制限が
2019年1月23日をもって、ついに変更されます。

せどらーにとって、このことは、、、

悲報でしかないです（悲

せどりツールの一部はこのPA-APIを利用しています。

つまり、ツールが最悪の場合、利用できなくなります。

本記事ではAPI (PA-API）の利用制限による影響と、
せどりツールを問題なく使えるようにするための

手段をお伝えします。

この記事の概要

AmazonのAPIであるPA-APIとMWS-APIとは
- PA-APIとは
- MWS-API
PA-APIの利用制限に伴う変更内容とは
PA-APIをツールで設定し利用している方は
PA-APIを使用している大手ツール
2019年1月26日以降に起きること
〆まとめ

AmazonのAPIであるPA-APIとMWS-APIとは

まずAPIって何？という方も多いと思うので、
APIについて説明します。

APIとは「アプリケーションプログラミングインターフェース」の略で

「開発されたソフトウェアやプログラムを共有」していることを言います。

Amazonでは、2種類のAPIが提供されています。

それが、PA-APIとMWS-APIになります。

PA-APIとは

Amazonの商品をアフィリエイト（紹介）してくれる方に
向けて用意されているAPIです。

アフィリエイトを円滑に行うために、
Amazon の商品情報が提供されています。

PA-APIは後に紹介するMWS-APIでは取得できないデータを
収集することができ、

せどりのツールでも多数このPA-APIからデータを取得しています。

MWS-API

Amazonセラーセントラルで出品している方に向けて
用意されているAPIです。

出品形態が大口の方のみ誰でも利用することができます。

MWSについては、大口の利用にあたって、
毎月Amazonにお金を支払っているため、

データ取得にあたっては大きな利用制限なく
安定してデータを収集することができます。

以上、Amazonではこの2つのAPIから
ツールに必要なデータを収集して

・リサーチツール
・出品及び価格改定ツール

などを開発しています。

今回の利用制限の変更については、

PA-APIのみが変更とされます。

ですので、PA-APIのデータを取得しているツールに
影響が出るということです。

PA-APIの利用制限に伴う変更内容とは

[重要] Product Advertising API 利用ポリシーの変更について
日程変更のお知らせ
当初変更日程を2019年01月16日としておりましたが、
2019年01月23日に変更いたします。
変更内容について
Product Advertising API (以下PA-API）ではこれまで全てのお客様に
初期状態にて1秒間に1リクエストのサービス提供をしてまいりました。
2019年01月23日よりこの条件を変更し、
初期状態にて1日のリクエスト上限を8,640リクエストとし、
追加の日次リクエスト可能数の上限を毎日動的に変更する下記仕様といたします。
・初期リクエスト可能数 : 1日あたり 8,640リクエスト（API利用開始より60日間）
・PA-APIより取得した商品リンクより発生した、
・過去30日間の発送済み商品売上$0.05（日本円で約5円）ごとに1リクエスト追加
1日の最大リクエスト可能数は、1日あたり864,000リクエスト
また、発送済み商品売上が過去30日以内に発生していない場合、
PA-APIをご利用いただけなくなる恐れがございます。
なお Amazon Link Builder（WordPressプラグイン）のご利用には影響はございません。
確認・ご対応いただきたいこと
今回の変更に伴い、PA-APIの継続的なご利用にはPA-APIから
取得した商品リンク経由で成果が発生し続ける必要があります。
下記内容をご確認いただき、PA-APIを適切にご利用いただきますようお願いいたします。
1. Amazonへリンクする際に、PA-APIのレスポンスに含まれるリンクを使用しているか
PA-APIのレスポンスにて返却される商品リンクURLを使用することで、
そのリンクURL経由での売上が、PA-API経由での売上と識別されます。
PA-APIからデータのみ取得し、リンクURLとしては使っていない場合、
またはパラメータを除去してご利用になられている場合、
PA-APIをご利用いただけなく可能性があります。
（注）レスポンスに含まれるリンクを短縮URLに変換してのご利用は問題ございません。
2. 直近のPA-API経由の発送済み商品を確認する
2019年01月23日以降、過去30日以内のPA-API経由の売上実績（発送済み商品売上）がない場合、
PA-APIへのアクセスができなくなる可能性がございます。
ご自身のアカウントの直近のPA-API経由での実績を確認してください。
1.アソシエイト・セントラルにログインする
2.タブメニューの「レポート」ページへ遷移する
3.期間を変更する（直近30日ほどの成果を確認することを推奨）
4.ページをスクロールし「リンクタイプレポート」タブをクリック
5.リンクタイプ欄に「PA-API」が表示されているかを確認
リンクタイプ欄にPA-APIが無い場合、レポートの対象期間にPA-APIから取得したリンク経由での売上実績がないことを意味しており、対応をしない場合、PA-APIへアクセスができなくなる可能性があります。 PA-APIから取得したURLをリンクURLとして利用するようにご対応ください。
3. アソシエイト・プログラムのアカウントと PA-API を使用しているアカウントが同じか
現在、PA-APIのアクセスキーはアソシエイト・セントラルで取得したものと、
AWSにて取得したものの両方がご利用いただけます。
AWSでアクセスキーを取得している場合、
AWSアカウントのEメールアドレスがアソシエイト・プログラムのアカウントと
同じものかどうかご確認ください。
同じである場合問題ありませんが、異なる場合、
AWSアカウントのEメールアドレスがアソシエイト・プログラムの
アカウントに紐づいている必要があります。
PA-APIアカウントの紐付けの手続きはこちらをご確認ください。
4. PA-APIのリクエストにお客様のアソシエイトIDを正しく含んでいるか
PA-APIのリクエストパラメータにある「AssociateTag」項目に
お客様のアソシエイトIDが適切に設定されているかご確認ください。
なお、Amazonビジネスにて社内注文システム等に
PA-APIを組み込んでご利用いただいているお客様、
及びリクエスト上限について上限設定の適用があるお客様には影響はございません。
Amazonビジネスのアカウント生成では例外対象とはなりませんのでご注意ください。