せどりをして稼いでいくのに
避けて通れないのが商品の仕入れ。

商品の仕入れをするなかで
3、6、9、12月は仕入れがしやすく、

仕入れる商品が
他の月よりも安く豊富だなぁ…

と感じたことがありませんか?

 

実はこれ、メーカーや店舗の
決算期や四半期決算期

と関係があるのです。

ここでは、

そもそも
決算期や四半期決算期とは何か、

決算期や四半期決算期に
商品の仕入れがしやすい理由について

説明したいと思います。

 

そもそも決算期と四半期決算期とは何なの?

決算期とは、企業が決算を行なう
会計期間を言います。

多くの国内メーカーや企業では
決算期を3月に設定していますが、

決算期は3月でなくてはならない!
とは決まっていないのです。

 

決算期は、その企業が、

「いつからいつまでを
1事業年度として定めるか」
によって決まってきます。

 

では、自由に決められるのに、
何故3月の決算期が多いのでしょう?

 

一番の理由として考えられるのは、
「国の予算期間が4/1から3/31であること」
です。

 

国や自治体と合わせた方が
予算を組みやすい
ということが考えられます。

また、
多くの国内にある上場企業のメーカーは
株主総会で決算内容を報告します。

 

「株主総会の時期と決算期
を合わせている」
というのも理由として考えられます。

 

次に、四半期決算とは、
6、9、12月に各企業の投資家に向けて
決算を公表することを言います。

この四半期決算期は、上場企業が、
3月の決算期の他にも、

6、9、12月の3か月毎に
決算を公表する期間として設定しています。

 

なぜ決算期や四半期決算期に仕入れる商品が豊富になるのか?

決算期や四半期決算期に
仕入れる商品が豊富になるのは、

税金の問題や
株主と金融機関への信用問題と
大きく関係があります。

 

決算期毎に
ある一定程度の在庫金額であれば
何ら問題ありません。

しかし、

前期と比較して
もし在庫が一気に増えていたとしたら、

不良在庫を抱えているのではないか?
この企業の資金繰りは大丈夫か?
経営は上手くいっているのか?

と、株主や金融機関に
不信感をもたれてしまいます。

 

不良在庫を抱えることは
一見何ら問題ないように見えます。

しかし、不良在庫は会計上、資産として
扱われるので、税金を多く納めるようになるなど、
企業の資金繰りの悪化を招き

最悪の場合は企業を倒産に追い込む
までに至るので実は大問題なのです。

 

そこで対策として行なわれているのが
棚卸し。

 

「○月△日は店内棚卸しのため、
全館お休みとさせていただきます」

近くのホームセンターなどで
1度は見かけたことがあるでしょう。

 

在庫を抱える物販事業では
棚卸しは必須業務の1つなのです。

この棚卸しの目的は
ずばり在庫管理!

 

ではなぜ決算期に
在庫管理をしなければいけないのか?

 

在庫として残ってしまった商品は
昨年度の在庫量と比較して

在庫量が増えていれば
会社の利益として
計上しなければいけない

という会計上のルールがあるのです。

 

売れ残りの在庫なのに、
「会計上は利益として計上するため
税金を多く納めることになる」

しくみになっているのです。

 

商品が売れていないから
在庫を抱えているにも関わらず、

利益と見なすとは
おかしな話のようですが、
現行のルールなので仕方がありません。

そのため、各メーカーや小売店では
売れない在庫を抱えて
利益として計上するよりも、

セールをしてでも
なんとかして少しでも売ってしまおう!
としているのです。

 

3、6、9、12月に割引セールを
あちこちでみかけるのも
これで納得できるでしょう。

そんなわけで、決算期や四半期決算期に
商品の仕入れがしやすいのです。

 

この時期はお店も商品を売りたいので
値引き交渉に優しいです。

なのでいつも以上に頑張って交渉をしましょう。

そうすれば、
大きな値引きを引き出すことが可能ですよ。
利益額も倍増です!

 

〆まとめ

多くの国内メーカーは、

決算期となる3月と上場企業の
四半期決算期となる6、9、12月
の在庫数をなるべく減らしたい。

 

在庫数が前期よりも
大幅に増えていると、
株主や金融機関からの不信感に繋がる。

また、決算期に前年度よりも
在庫が多くなっていると
税金を多く払う事になる。

 

3、6、9、12月は
各メーカーが在庫を減らしたいので、
セールが行なわれる機会が増える。

そのため、安い価格での
商品の仕入れも可能になる。

決算月の店舗を積極的にリサーチしましょう!